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「藤野まるまるマルシェ」🍊のこだわり空間演出

おはようございます!
丹羽蓮一郎です
#株式会社CHIMNEY TOWN インターン8期生
#ムサビ映像

今回は、
11月5日に開催された、
2023年度「藤野まるまるマルシェ」の空間演出について書いて行きたいと思います!
今年は、がっつり会場の空間演出に関わらせていただきました!そこでこだわった点や工夫した点などを共有したいと思います!

晴天にも恵まれ、無事に開催できました。お越しくださった皆様、ありがとうございました。1000人近くの方に来ていただきました!

また、今年はクラウドファンディングにも挑戦しました!
先の見えない挑戦でしたが、目標金額の110%のご支援をいただき、掲載終了を迎えることができました!
ご支援してくださった方、また温かくお見守りいただいた方に感謝申し上げます。

「藤野暮らし」というブログ記事にて、
とてもご丁寧に、本イベントについてやクラファン、会場の空間演出など、色々とインタビューしていただきましたので、もし良ければ覗いてみてください👀↓↓
【記事が公開され次第、ココにリンクを貼ります】

クラファン挑戦の裏側については、すでにnoteに書いていますので、もし宜しければご覧ください!!↓↓

プロジェクトページはこちら↓↓(2023年9月30日に掲載終了)
https://camp-fire.jp/projects/view/690858

もう2ヶ月以上も前のことで、時差投稿になります。
(CHIMNEY TOWNでフルタイムで活動した10月、「えんとつ町の踊るハロウィンナイト」とムサビの芸術祭「Dia de MAUeltos」が10月末、「藤野まるまるマルシェ」が11月頭、そしてそれから落ち着くかなーと思ったのも束の間、東京都主催のアートイベントのお手伝いや、NHKさんの特番に出演・お手伝いをさせていただいたり、また大学内の色んなプロジェクトを立ち上げたり、参加したりなど、有難いことに色んなことに手を出しまくっています笑)
マルシェが記憶から薄れてきたこの時期ですが、投稿失礼します🙇


【初挑戦!】 昼+屋外イベントの演出の難しさ

僕にとって、昼間に行われるイベントの空間演出を行なったのは初めてです。結構、自分でも驚きなのですが、僕の専門分野は、空間演出。特にデジタルアートを用いた演出なので、光(ライト)が肝になってきます。なので、必然的に夜間に行うイベントを作ったり、空間演出を担当することが多くなっています。また、夜間でなくても、屋内であれば夜間のように暗くできるので夜間+屋内イベントが得意分野です。踊ハロも天才万博もそうですね!

夜+野外の事例

夜は太陽が沈んでいる暗闇(光がない)光を用いた演出が効果的に

光のない空間で、光を効果的に演出すれば、そこへの注目度は上がり、すごくなる!(語彙力)
更に、暗闇となると、見えるものは光がある場所であるため、それ以外の空間は見えにくくなると思います。
だからこそ、言い方を変えれば、暗闇での空間演出はこだわりたいところや目立たせたいところのみを演出すれば、そこのみが周りとの差によって強調されるというわけです。ただ、これは本当に暗い暗闇にのみ限ることで、ある程度空間全体が明るいところでは、演出をしていない暗闇があることがかえって、全体のクオリティの評価(お客さんからの)に関わってくると思います。
とは言っても、費用は嵩むので、昼間より夜間の方が演出はしやすいと言えるのではないでしょうか。
テーマパークで考えてみても、昼間は建物や植物、人物などその場所にあるもの全体を見ると思いますが、夜間になれば、ライトアップされている場所やイルミネーションが施されているところ、クリスマスツリーなどなどに主に注目すると思います。昼間は細かいところにも目がいく=空間全体が等しく注目対象になるので、明るいものを見る人間の行動心理的にも、説明できると思います。昼間に、世界観を作り上げるときや、お客さんに空間に没入させたいときは、よほど細部まで作り込まないと冷めてしまうという難しさがあると思っています。

ディズニーリゾートの細部への作り込み事例

また、昼間と夜間の対比だけでなく、屋内と屋外にも同じようなまるで違う演出方法が求められます。
技術的な観点からも、屋内では気にしなくて良いことも、屋外になるとあらゆるリスクを考えなければいけなくなります。
例えば、雨天時の対応だと、機材は防水のものにするor防水カバーの用意などが必要になり、一定期間設置するものであれば、風化による劣化や自然災害のリスクを考えたり、、他にも、毎日違う気候や天候なので、同じ効果が見込まれないため、ある一定以上の基準値クオリティを提供しないと!などその点、屋内では自由度が抜群に上がってきます!天井からものを吊るせるし、雨天時を気にせずに、機材を並べられるし、コンセントからも延長コードを引っ張れる。

長くなりましたが、まとめると、、

昼間↔︎夜間
屋外↔︎屋外

昼間で、かつ屋外はすんごく難しい!(丹羽理論では)
※制作に掛かる費用の差は考えない場合

空っぽ広場を空間演出で満たすには!

全国どこにでもある学校の校庭。植栽が植っていたり、遊具が置されていたりと、基本的には空き地であることに意味を成している校庭ですが、その空っぽ空間を演出するとなれば、結構難しい話です。
日常的に体育祭や文化祭などのイベントが開催される校庭ですが、だいたい
入り口にアーチがあって、校庭は白テントで埋め尽くされているケースがほとんどだと思います。

これはよくある文化祭の校庭の事例

僕は、自分の卒業した高校の文化祭や、他校の文化祭を見ても、どうにも殺風景なものが多く、いつも心の中ではなんでなんだろう?と、そして少しがっかりしていました。
高校で文化祭実行委員だった時は、従来の校庭や体育館内のレイアウトや空間演出を見直し、仮予算を組んで企画書を提出するところまでしていたのですが、コロナの影響で中止になったこともありました。

今までのマルシェの会場
今までのマルシェの会場

満たすことが目的なのではなく、演出で空間を満たした先に、それによって人に与える感動やお祭り感、非日常感という効果を生み出すことが目的にあるので、あくまで満たそうとするのは手段であり、そこだけに没頭してはいけないと、いつも自分に言い聞かせています。

踊ハロもそうですが、大きな広場において立体的な空間演出は、盆踊りからインスピレーションを得ていて、それが元祖となって、
今では盆踊りから着想を得たというより、イベント事の空間演出・舞台演出の基本手法の一つになってきている気もします。

今回のイベントでも、盆踊りから着想を得て、広場中央に中心的モニュメントを置き、そこから四方八方に提灯やガーランドが広がる手法を取りました。

①【盆踊り型】中央のモニュメント

舞台ステージもある本イベントに置いて、中心に円形ステージを置くことも考えましたが、出演側の立場に立ってみれば、練習の時から片面ステージを想定して練習してきたわけなので、イベント本番の1ヶ月前に360度円形ステージにします、とは言えないので、その案はなしで。
もっと前から構想していれば良かったと言えば、そうなんですが、
言い訳になると、今回はクラファンで本番2ヶ月前まで忙しかった上に、出演者や出店者がそんなに前から決まらないということもありました。

ティピーの魅力
そこで、実行委員の方々と打ち合わせする中で、前から気になっていた巨大ティピーを組んでみようということになりました。
僕はなんとなく竹組の造形物をティピーと呼んでいたのですが、よくよく調べてみると、
「ティピー(TipiまたはTeepee)とは、ネイティブアメリカンの主に平地に住む民族が、使用していた移動式の住居のこと。木の棒を束ねて、一方を結び、立ち上げる。そこに天幕を張るという簡単な構造のため、設置や撤去が容易なことが特徴」
とのことらしいです!

竹って、改めて考えてみるとすごい素材だなと今回のイベントを通して感じました。
一本が長くて丈夫で、かつ見栄えも良いので、鉄骨やプラスチックで組むよりも低コストで大きな構造物を組み上げることができる魅力があります。竹同士を縄で縛ったり、布の幕を張ってみたり、またストリングライトを吊るしてみたりすれば、小さなアクションで、大きな成果を作り出すことができる、多方面から見てもコスパが良いと言えます!

なので、今回は3本で1セットの柱を3本建てて、計3×3=9本で支柱を組み、そこに上辺をつなぐため3辺分の竹3本と、補強と装飾をかけるため、3本柱の上部それぞれに短い竹3本を、下部には、3本柱同士を接続するための竹3本を、というのがざっくりとした構成です。

②提灯ってすごい、でも難しい

盆踊りの型で言えば、中心の櫓に変わるティピーのモニュメントはOK。そして、そこから四方八方に広がる提灯ですが、、
なかなか難しいところもあります。
・そこまで安価ではないことに加えて、数が多くなれば、それなりに重量が上がり、安全面の確保が難しい点。
・そして、単体での組み立てや解体は簡単なものの、数で効果が現れてくるものなので、作業量が多く、設営人員が必要になる点。
・今回のような大きな空間に対しては、提灯単体は小さすぎるので、空間を満たしているとは言い難い点もあります。

でも、やっぱり提灯は最強です。いくつか挙げたデメリットを勝る価値が、提灯にはあると思います。
照明器具としても、オブジェとしても、空間にひとつ存在するだけで、雰囲気や世界観はガラッと変わります
お寺や神社、日本庭園に提灯があれば、一気に和の世界観を作り出し、静寂で侘び寂びのある日本文化を演出します。
西洋的なカフェやレストランにあれば、間接照明として、ムーディーな雰囲気を演出してくれます。
他にも、
民族的な場所や異文化な空間においても、賑やかさや明るさを生み出し、雰囲気を作り出してくれます。
このように、提灯のサイズ、色、電球の色(寒色、暖色、色物など)によって、全く違う効果を生み出し、日本文化を飛び出して、広く愛されるものだと思います。

③日本文化(盆踊り提灯)×外国文化(ガーランド)

古代エジプトが発祥だと言われるガーランド。当時は栄光や勝利のシンボルとして使われており、そこから賑やかで華やかなおめでたい時に飾る装飾物として扱われるようになり、今日ではお祭りやイベント毎でよく見られるようになりました。提灯も元々は中国から来ていそうですが、日本文化に強く取り入れられているので、そこは置いておいて、、、
ガーランドは外国から来たものなので、日本文化の象徴のようなものである盆踊りとは相性が悪い気もします・・
ただ、それは提灯への工夫をしたり、日本文化の要素をアレンジしてみるだけで、相乗効果となって素晴らしい融合による効果を生み出せると思っています!

だからこそ、面白い!
提灯とガーランドがこんなにも沢山、空中に浮かんでいる空間は見たことがない。それぞれ元々の要素や役割、発祥の地が違くとも、お互いの良さを引き出し、一つのテーマに対してデザインすることで、新たな効果を生み出すことができると思います。
足し算ではなく、掛け算をしているみたいな感じ

空間演出において、空中が超重要!?

空間演出は、空中に掛かっている、と僕は思います。
考え方として、
空中をどう埋め尽くすのか、
ではなく
空中をどう効果的に演出し、何を生み出すのか、

だと思っています。

踊ハロの考察noteでも書かせていただきましたが、
空間を演出しよう、と考えた時、
ありがちであったり、簡単にできるのは、
地面や壁面を活用した演出、いくつかのモニュメントなど、、
これは物理的(重力も)に、予算的にも、このような傾向があるのでは?というもの

だからこそ、お客さんや体験する人にとって、上記以外の空いている箇所=空中の演出の手法によって、受け手の感動が生まれ、変わってくるんだと感じています。
なぜ感動が生まれるのか、
作り手も受け手(お客さん)も、空中の演出には、費用もかかるし、大掛かりな作り込みも必要だし、演出スキルも必要になってくる、という前提知識があるからこそ、「よくやったね」という視点が入ってくると思うんです。

またテーマパークの例えになってしまいますが、
テーマパークに行って感動する人は多いですよね、その理由は沢山あると思うんですが、漠然とした感動、の中には・・
大企業が莫大な予算と、各業界のスペシャリストを結集させた努力の賜物である、という共通認識の下、ここでしか体験できない特別な時間=付加価値があるという思考が働いているのでは、と思ったりもします。
ある意味、自分にはできない=対象と自分との距離があるほど、「すごい!」という感想が感動につながってくるのでは。。

付加価値を生み出す、藤野ならではのデザイン

上記でも少し書いていますが、付加価値が重要なテーマだと思っています。
国内には、数えきれないほどのイベントが毎日のように開催されています、それぞれのイベントに特徴があるのはもちろんですが、多くのイベントがあるということは、いわゆるイベントの一般的なデザインや空間演出、みたいなテンプレートというか、プラットフォームのようなものがあるのも事実です。
例えば、地域の盆踊り大会の会場の様子は、大体は想像できると思いますし、高校の文化祭にしても、ほとんどは同じようなデザインになっているのではないかと思います。
この中で、イベントを継続的なものにして、「このイベントに行きたい!」や「このイベントでないと!」というニーズを作るには、そのイベントに行かないと体験できない特別なものがあるから、ということになり、これこそが付加価値を生み出す意義にあたると思っています。

さて、本題の「藤野まるまるマルシェ」についてです。
本イベントは、数年前から始まった比較的新しいお祭りで、コロナ禍ではオンランでの開催をするなど、多様な形で開催してきました。
大きな特徴は、

・自然豊かで芸術のまちとして知られる藤野で開催されている点
・世代やコミュニティを超越して、地域みんなのお祭りである点
・学園の保護者や地域の方々が中心となって作り上げているお祭りである点

などなど、

そして、藤野在住のアーティストの方々も実行委員や広報に関わったり、出店されていたりと、自然と芸術、環境が調和している魅力もあります!

今年のマルシェのポスターはこちら!

素敵なデザインですよね!
暖色のグラデーションがとても印象的で、心温まるポスターです。こちらも藤野のアーティストさんによって手掛けられたものなんです。

今年は特にそうですが、
ルシェのイメージカラーは、橙色と緑色なイメージがあります。それと自然と緑と、夕日の橙、それぞれ補色でもあります。

そのため、今年から新たに加える演出備品は、橙色を中心とした暖色で統一し、緑色は自然素材を取り入れました。
具体的には、
提灯:橙色の同系色
ガーランド:緑色・茶色、暖色のものを
ティピー:緑色(竹組み)
舞台装飾の、バナナの葉、蔓:緑色

暖かい空間を作りたい
暖色を使えば、色彩的には暖かいかもしれないですが、大自然の中に建つ学校の校庭には自然がいっぱいあるので、環境と調和した空間にした方が、マルシェならではの特徴になり、付加価値になると考えます。
これが、藤野だからこそできるデザインだと思うのです。

そして、暖かい空間(空間演出)は、何をもたらすのか。
というテーマに関しては、
あらゆる視点から考察ができると思います。
例えば、
・集客につながったり、そして出店の販売促進につながったり?
・イベントならではの付加価値となり、持続的な開催が期待できたり?
・色彩による心理的効果から、人間関係やコミュニケーションが促進された
り?
などなど、

まず、
・目的があって、それを成すために
・効果を生み出すための手法を考える
・手法として空間演出を用いて
・具体的な演出とデザインを考える

このプロセスを意識することが重要だと改めて考える機会となりました。
やっぱり、手段と目的を明確にしておかないと!

戦略的な音空間の創出!

イベント開催の一週間前に行った、空間演出の打ち合わせで気づいたことがあるんです。
僕は、今までこれだけ環境音やBGMが大事と言いつつ、視覚的なデザインにばかり夢中になっていて、音に関する演出について何も考えていなかったということが起きました。

ティピーを組もうと構想している際、何か物足りないなと感じていたのは音だったんだと後になって思いました。

今まで、僕がイベント作る際は、音にはめちゃくちゃこだわってきました。でも、ほとんどがライブパフォーマンスの演奏だったり、スピーカーを用いた音源を流していたりなど、、

マルシェでは、ステージはあり常にパフォーマンスは行われているものの、電子音やスピーカーではなく、このお祭りらしい、藤野らしい音がここには必要だと感じました。

そこで、考えたのは、
子供達の遊び声です。
走り回ったり、遊んでいる子供達の笑い声や話し声こそ、最高の環境音であり、BGMだな、と。
でも、それをスピーカーから音源として流すのは違います笑

だから、子供達の遊び声を引き出す、仕組みを作ろうとしました。
それが、バンブーチャイムです。
ティピーは竹で作られた大きなシンボルで、そこに同じく竹で作られたバンブーチャイムを吊り下げてみたら最高なんじゃないかと。

当日は、大小サイズの違うバンブーチャイムを効果的に会場内に配置し、
会場内には、お祭りに来た人々の話し声などの環境音に加えて、
あちらこちらから、バンブーチャイムの軽やかで落ち着く音色が鳴っていて、それを鳴らして遊んでいる子供達の遊び声が聞こえてきました。
人と環境と空間演出がひとつになり調和した暖かい会場を目指していたので、お越しいただいた皆さんに、少しでもそう感じていただいていましたら幸いです。

みんなで作り上げるお祭り

繰り返しになりますが、今年のマルシェは、クラウドファンディングに挑戦しました。
今までも地域のみんなで作り上げるお祭りですが、資金難によって持続的な継続が難しい中で、どのように繋げて行くか、と実行委員の方々とお話しする中で、地域内外の皆様からご支援いただける、クラウドファンディングに挑戦することを決断しました。
なぜ、僕がマルシェのクラファンや空間演出を急にやることになったかについては、クラファンの説明欄に書かせていただきましたので、もし良ければご覧ください!↓↓

金銭的な支援とは言っても、リターン(返礼品)が付きもので、それを何にするのか、どういう構成にするのかがクラファン成功の必須条件だと思います。
基本的にリターンでは、例年マルシェで大変人気を集めているオリジナルグッズを中心に展開しました。
クラファンの鉄則として(「夢と金」より)、オリジナルグッズ、特にTシャツなどは一番やってはダメなリターンだと言われています。
今回の場合、今までのマルシェの先行実績があったからこそ、オリジナルグッズ(特にオリジナルTシャツ)は人気があるという根拠が明確にあったため、あえてリターンとして追加してみました。
想像以上にTシャツのリターンをご支援いただき、驚きました。
こういった事例も、クラファンの面白いところだなーと。

高価格帯のリターンには、
実際に会場内に空間演出の一部として設置する、提灯や協賛提灯を追加しました。当日、ティピーという異文化の構造物に、和物である提灯が釣り下がる光景は、とてもマッチしているし、今までみたことがない演出になったのではないかと思います。
また、当日会場で配布したチラシにも、クラウドファンディングご支援者の方々のお名前を掲載させていただきました。
(裏話ですが、リターン最高額の冠協賛は、実行委員代表のAさんの悪ふざけなんです笑)

毎年クラファンをするのは現実的ではないので、
今回クラファンをしたことによって、これがきっかけとなって、今後のマルシェが持続的なものになればと思っています。
だから、今年行ったクラファンは次回以降の開催に向けても行ったものです。予算の一部を回したり、空間演出費用に関しても、なるべく長持ちするようなもので、かつ設営が比較的容易なものをセレクト、その他、資金面に関しての運営も今後の役に立つものになるように心がけました。

空間演出を構想する際も、理想的なデザインを求めてたとしても、それがその年限りのものであったり、継続的に実施できないものである場合、安全面、設営の容易さ、風化しないもの、防水であるものなどを考える必要が当然ですがあります。
頭の中で描くものと、現実の差を感じることもありますが、そこもクリアした先に、それこそが理想的なデザインと思えるようになりたいなと。

今回は、クラファンという手法を用いましたが、
藤野まるまるマルシェの魅力は、地域のみんなが協力して、一緒になって作り上げている点だと強く思います。コミュニティが続く限り、マルシェは続いて行ってほしいと思うし、みんなで作り上げるお祭りの強みであると感じます。

これからも、藤野まるまるマルシェの隆盛を願っています。
いつまでも、美しい藤野が温かいつながりと共にあることを。

丹羽蓮一郎

もう一度!こちらの記事でインタビューさせていただきました!
ぜひご覧ください!!↓↓
【記事が公開され次第、ココにリンクを貼ります】

これからも、不定期にはなりますが、noteを更新して行きたいと思っております!(特に、エンタメや空間演出に関わる内容)
よろしくお願いします!

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