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受け継がれる血と美学


相討ちになってもかまわない。

根底に流れる意識の謎が解けたのは5月の連休に知った御先祖の事。
私のふたつ上世代は武家でした。

刀がギラギラしてカタカタ音を鳴らしてる気配を感じるけれど、
美しい詩を書くね。
そう言ってくれた方がいた

自覚がなくても、時が経った令和の今もその血が表現や私の意識下に現れる
し、名字は関係なく縁が強い家系の影響が出ると知りました。


表面に現れる受け継がれたモノは良い物ばかりじゃない。
うちの家系の
良くない物の流れを止めるために
随分苦労もした。
それは今も終わっていない。

覚えていないけど、生まれる前にその家を自分で選んだのだから
怨みつらみ妬みに育ててしまわない作法を身につけるしかない。

良くない流れを止めるには
それに気がついた時にうまれる葛藤と怒りをとことん味わう。
次は
そのたまった負のダムが決壊しないように、中身を排出しながらダムの修繕にあたる。
すると本星が見つかるので、それを癒やし良き方向へ育て直す。
時間がかかるけど、やるしか無い。
次世代に負を持ち込むわけにいかないので。

そうやって
私の中に沸き立つモノは
他人に擦り付けないで
自分で対応してきた14年。

自分の美学は
連綿と続く命のまつり由来でもあるし
見えない努力と生き方の結果。

御先祖をたどれば
あなたの美学の謎が解けるかも。


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