何年も前に
人生に意味なんて無いと悟った時
軽く絶望したし怒りを覚えた。

人生に意味が無いのなら
あんな思いやこんな思いをしたのに
全て無意味って事じゃないのって。

でも今なら分かる。

意味は後付で良くて
今を
この時間を

何で埋めるか
何を感じるか
何を得たいのか

好きな方を選べば良いと。

だって
暗い方をとっても
明るい方をとっても
眼の前の事は変わらないなら
明るくて美味しい方が良い。

そう考えるようになってから
私は一生笑って生きて行こうと思った。

もちろん
笑えない事もあって
怒りで震えた事もある
息を呑むような状況に置かれたこともある
他人のために涙を流した事もある

それは私の経験値を一気に押し上げた。
苦みを知らない私より
苦みを知っている私でありたかった。

そこに意味を付けるなら
物語を、人生を、一生書き続けたいから。

もし今同じことが起きたら
私は私を守るために
法律を交えて全方位から主張します。

人生に意味なんて無いと知って軽く絶望したあの日。

あの日から

自分の人生の舵を握り
被害者から当事者意識で生きるようになったと思う。

意味なんて
何でもいいよ。