見出し画像

まだ誰もフォルケの授業内容を投稿してなくない?①





1.  intro


この前に、というか3日前かな?

大学で知り合ったインド人の院生に紹介してもらった日本人院生のお家に遊びにいきました。

30代のお兄さんで、4人家族のお父さん。


日本ではエリート出世だったそうで、その後ニュージーランドへ家族でお引越し。
永住権を獲得することを当分の目標にしているとお話しされていました。




私が進学先にニュージーランドを選んだ理由の一つに、

労働ビザが下りる、というものでした。




海外で働いてみたい!という直線的な気持ちのもと選んだこの進路


まさか永住権を考えるとは思ってもいませんでした。




ニュージーランドは他の国に比べて永住権が取りやすい国とも言われています。(現在)

永住権を取ると、学費が安くなったり労働ビザなどを全く考えなくて良くなったりと、いいことだらけです。


デンマークへ行った時に痛感した、選びたくても選べない。



もし人生の選択肢が増えるのなら、


「永住権獲得」

これは一つ目標になるのかもしれないと、予感し始めています。


まぁでも、なんとなく取れるなら取るとかじゃなくて


WHY?


をしっかりと突き詰めたいものです。





それでは本編へどうぞ。





2. フォルケホイスコーレではどんな授業があったの?


私は、Nordfyns Hojskoleという学校で6ヶ月間過ごしました。

この学校は、日本人割合が高く私たちにとってはあまり国際色が高くないと感じるかもしれませんが、

過ごし方によっては、もちろ日々の中で英語を中心に使うこともできますし、
またフォルケホイスコーレを日本語でしっかりと理解できるのもいいことかもしれません。

副校長先生は日本人のmomoyoさんですし、
何か相談したい時に日本人スタッフがいるのはとても心強いことです。




では実際に私はどんなことを6ヶ月間で学んだのか?

ノーフュンのカリキュラムでは生徒が自身の興味がある教科を選ぶことができます。メインサブジェクトを2つ選び、サブサブジェクトを3つ選びます。

また私は1月から6月学校にいたのですが、
折り返しの4月初めで、セミスターが変わったためサブサブジェクトを変えることができました。

同じものを選ぶのもよし。変えてもよし。

ただ、このセミスターが変わる時、同じ授業か開講されるとは限りません。
この授業好きだったのにぃ!と思ってもなくなっちゃうこともあったりします。

では、記憶を掘り起こしながらまとめて書いていきますね。




2つのMain subject


このmain subjectについては、学校に入学申し込みをする段階で提出します。
各授業に定員もありますので、よくHPで授業のことをについて読み込んで選びました。


私は初めは、outdoorという授業を選んで申し込んだのですが、

学校から「あなたしか申し込みしなかったから、今年度は開講しないことになったの。ごめんね〜他の授業選んで返信ちょうだいー」

といった旨のメールが来たので、改めて選び直しました。


結果、
Climate actionPractical sustainability という授業を選びました。




Climate Action

は、気候変動に係る様々な情報を見とくリテラシーを学び、

また実際に環境保全活動に挑戦してみるという、授業内容でした。


こんな授業したよ①

動画を使って、日常でもできるアクションをわかりやすく伝える、ということをやってみました。



こんな授業したよ②

自転車で沿岸にフィールドトリップへ行き、高潮が起きた際の街の浸水被害について、また堤防の機能の仕方についてを勉強しにしきました。
ここでは、景観と安全性。またコンクリートの堤防の危険性についても理解を深めました。


コンクリートの下に穴が空いたことで水が入り、
十分な堤防としての機能を果たせない。


こんな授業したよ③

こちらの授業では、主にファストファッションについて勉強をしました。
Tシャツ一枚作るためにどれくらいの水を必要としているのか、バングラディシュの製造工場の労働環境について、後進国の労働者に払われる賃金とブランドが得るお金の違いについてを学びました。

tシャツ一枚の値段に含まれる経費や利益について



こんな授業したよ④

学校から離れ、Koldingという街にフィールドトリップに行きました。

そこでは現地のデザイン大学に見学へいき、
サスティナビリティとデザインの共生について勉強したり、

Okolarietという博物館に行き、環境汚染の展示の仕方についても学びました。


こんな授業をしたよ⑤

実際にCOPをやってみようというもので、これはとても興味深い授業でした。
中国、アメリカ、バングラディシュ、ツバル、国際連合、(だったかな)
の5つのチームに分かれて、それぞれの立場になって話し合いをするというものです。

それぞれの立場で達成するべきゴールが決まっており、
環境保護をしたいという思いと、それぞれが抱えている利権や産業、思惑などを加味しながら話し合いをしていくという、、

とっても難しい授業だったと覚えています。

それぞれの国と交渉をして、サインをもらったりしました笑

写真がなかったので、配られたプリントと私の殴り書きですが…


こんな授業をしたよ⑥

これまでのこの授業で学んだことを、他のまちの図書館でエキシビションをするという大きなプロジェクトをしました。
ポスターで掲示をしたり、実際に自分たちでアートを作り環境アクションの呼びかけをしたり、など。
時間をかけて、これまで学んだことを表現するという授業です。

正直なところ、他の授業やイベントなどと並行してやる必要があり100%のものはできませんでしたが、チャレンジという点では頑張ったと振り返ります。



そのほかにも、

有機農業大学に見学に行ったり
環境教育イベントに参加したり、
インセクトハウスを作ったり、などなど

小さい様々な活動は数えきれないほどです。


こちらが素晴らしい授業を6ヶ月にわたって作ってくれたMads
サンタクロースみたいな髭がトレードマークですが、とっても優しく最高の先生でした!!!

Love Mads!!


興味がある方はHPへ!!





続きまして、2つ目のmain subject 

Practical Sustainability

について紹介します!


こちらの授業では、主にorganic gardeningを主軸とした授業でした。
学校には結構広い畑がありまして、10人くらいの生徒と先生と一緒にがっつり農業をしました。


まだまだ寒く雨も降り注ぐ1月の中、畑を耕すことから始まり

種まきをして苗を作りました。


近所の農家さんにいき、馬糞をもらいに行ったり、


ある日は突風によりマルチが全部剥がれてしまったことも…


ですが春になると、植物がすくすくと育ち
緑鮮やかな農園になりました :)




農作業以外にも、こちらの授業でもトリップに行ったり、キムチを作ったりなどなど、持続的な生き方に必要な知識・体験を6ヶ月にわたって勉強しました!


トリップに行った時の写真♡


写真ばっかりでごめんなさい!
こちらの授業を担当したのは、私の大好きな先生、Mattiasでした〜



3.  Outro


本当はこの投稿で、他の授業も紹介しようと思っていたのですが

思いの外長くなってしまったので、

続きはまたの投稿で!



このようにデンマークでの授業を振り返るの時間があまりなかったので

私にとってもすごい楽しかったです。


どうでしょうか???

フォルケホイスコーレ行ってみたくなりませんか!?

本当に最高です!


他の記事もぜひ!!
こちらのマガジンから〜〜





今日は4月1日でしたね。

多くの皆さんが新たなスタートを切る日だと思います。


身体にも気をつけながら、ハッピーに!

それではまた次回の投稿で〜


素晴らしき日をお過ごしください


Cheers!





Chiro.

この記事が参加している募集

英語がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?