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職業写真家(公益社団法人日本写真家協会会員) 灯台研究家

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高松港玉藻防波堤灯台

高松港玉藻防波堤灯台(たかまつこうたまもぼうはていとうだい) 航路標識番号: 4082 国際航路標識番号: M5541.6塗色構造:赤塔形 灯質:等明暗赤光・明3秒暗3秒 光達距離:11.0海里 光度:3,000カンデラ 塔高:14メートル 灯高:17メートル 初点灯:1964(昭和39)年12月28日  夕暮れ時になると灯塔が赤く光り輝く硝子の灯台、「高松港玉藻防波堤灯台」の前身「高松港西防波堤灯台」の灯籠部は、瀬戸内海歴史民俗資料館の入口に展示されています。  灯器は

    • 安房埼灯台(あわさきとうだい)

      安房埼灯台(あわさきとうだい/神奈川県) 航路標識番号:2401 国際航路標識番号:M6347 塗色構造:白塔形・コンクリート造り 灯質:単閃白光・毎4秒に1閃光 光達距離:7海里 塔高:16m 灯高:37m 初点灯:1962(昭和37)年2月 灯籠内に安房埼神楽高根照射灯が併設されています  1962(昭和37)年に初点灯した初代の灯台は、安房崎の岩棚の上にあったのですが、老朽化した上に、海の近くの岩場にあったために、2019(令和元)年の台風15号で波を受けて電線が切れ

      • 横浜北水提灯台

        横浜北水堤灯台(よこはまきたすいていとうだい/神奈川県) 航路標識番号:2121/国際航路標識番号:M6411 塗色構造:赤塔形 灯質:等明暗赤光・明2秒暗2秒 光達距離:4海里 塔高:15m 灯高:15m 初点灯:1896(明治29)年5月16日 Bランク保存灯台 完成当初の灯器は石油ランプ、その後、ガス灯器→白熱電球→現在のLED灯器と変遷。 1923(大正12)年の関東大震災以後、下層部分は鉄筋コンクリートで補強されていますが、上の層は明治期の造りと変わっていないそ

        • 犬吠埼灯台

          犬吠埼灯台(千葉県/航路標識番号:1869/国際航路標識番号:M6478) 初点灯:1874(明治7)年11月15日 塗色構造:白塔形 灯質:単閃白光・毎15秒に1閃光 光達距離:19.5海里 光度:1,100,000カンデラ(CD) *1カンデラは、蝋燭(ローソク)1本の明るさとほぼ同じ塔高:31m 灯高:52m *灯高とは、平均水面上から、灯火の中心までの高さ、灯火標高ともいう。 日本で一番立ち姿の美しい灯台だと思ってます、佇まいにも品格があります。 バルコニー(回廊)

        高松港玉藻防波堤灯台

          江ノ島灯台

           江ノ島灯台に行ってみた。  朝、片瀬江ノ島駅に立つ、快晴、橋を渡る。それにしても朝からこんなに大勢の人が江ノ島に渡って行く、平日なのに。車道の車もノロノロ運転、渋滞?すごい観光地です、江ノ島。車両専用が「江ノ島大橋」で、歩道、自転車専用の橋を「江ノ島弁天橋」といいます。  江の島サムエル・コッキング苑(旧江ノ島植物園)の苑内にある江の島シーキャンドル(展望灯台)に登ってみた。高さ41m(海抜101.5m)の展望フロアからの360度大パノラマ眺望、マジで凄いです。行く機会が

          江ノ島灯台

          鍋島灯台

          鍋島灯台(なべしまとうだい/香川県/航路標識番号:4202/国際航路標識番号:M5533) 初点灯:1872年12月15日(旧暦:明治5年11月15日) ちょっとややこしいんだけど、日本では1872(明治5)年の旧暦12月3日を、1873(明治6)年の1月1日として、旧暦から新暦に暦を変えたため、旧暦と新暦にはおよそ1か月の違いがあります。 灯質(灯器の光り方):不動赤緑互光/赤光8秒・緑光8秒 初点灯当時の灯質は不動白光だったのですが、1921(大正10)年12月に水銀槽に

          鍋島灯台