久しぶりに朝から沢山雨が降っている。
雨音はショパンの調べとは打って変わってザーザーぶりです。
私の頭に眠っている歌が時々むくむくと姿を現す。

あめあめふれふれ母さんが蛇の目でお迎え嬉しいな。
幼稚園の頃、突然の雨で傘を持ってお母さん達が迎えに来てみんな帰ってしまいひとり残った私。ザーザーぶりの中ひとりで歩いていたら、併設している高校の優しいお姉さんが傘に入れてくれた。他人の優しさに初めて触れた出来事だったかもしれない。
家に帰ると母が頼まれた縫い物をしていた。後ろ姿が焼きついている。（とうして傘待って迎えに来てくれなかったんだ？私の事はどうでも良いのか？）と子供ながらに恨み言を母の背中に呟いていた。自分の存在がふわふわとしたものに感じた初めての事だったかもしれない。

思春期、ラジオの深夜放送を聴くのが楽しみだった頃、井上陽水の傘がない☂️を思い出す。

少し大人になってからは、南こうせつの今日は雨　CHAGE&ASKAのはじまりはいつも雨、
そして中西保志の最後の雨…切ないぞう😭暗いぞう😅

映像と曲が心に残っている歌
「明日に向かって撃て」の「雨にぬれても」♪
ロバートレッドフォードもかっこいいがポールニューマンのかっこよさには敵わない。
何でしょうね、目ですかねえ。
キャサリンロスとチャリに乗っている時に流れる歌。
あの場面があるからこそラストシーンの哀しさが更に際立つんだと私は思うんです。はい。

そして、ざあざあぶりの中美容院へ出かけます。
天然パーマの私の髪、綺麗なのは美容院を出るまでの命。儚いからこそ美しい。なんちゃってー。