ボーイズ・ライフ

ロバートデニーロを喰いにかかっているレオナルドディカプリオの恐ろしさは凄まじい。

レオナルドディカプリオは恐ろしい。恐ろしい。天才だと思う。
ディカプリオのコネでチョイ役で頑張っていたトビーマグワイアも好きだ。

もはや「かっこいい」「イケメン」という世間が向けがちな彼への印象は無くなった。今は怖い。

最近レオナルドの出演作を漁っっているが、
彼のすごいところはその年代にしかできない役柄をほぼコンプリートしていることだと思う。

ロバートデニーロに関しては言うまでもない。
嘘くさい満面の笑みも、胸糞悪く説教するシーンも圧巻だ。

しんどいことがあってもすぐには抜け出さず、少し頑張ってみる。
だけど本当にしんどくなったら抜け出して良いのだと。
人生苦しいが何とかなるとちょっぴりだけ思わせてくれる作品だった。

また、ロバートデニーロを最後の殴り合いのシーンまで完全悪役にさせないために、ディカプリオの悪事(車をぶっ壊すシーン)をしっかり描いているところが上手いと思った。

登場人物一人に感情移入させる映画も好きだが、
場面場面で感情移入できるシーンとできないシーン両方作っている映画も好きだなぁと気づけた。

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