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やはり男女で脳の構造は違っていた

みなさんおはようございます。以前流行した本で「察しない男説明しない女」というものがありました。タイトルからもわかるように男の人は察するのが苦手だし、女の人は察してほしい、とよく言います。

でもよくよく考えてみれば、察するってことはものすごく高度なことだと思わされます。だって言葉なしに、相手のことが分かるということだから、そんな高度なことを要求するのは大変だと思いました。

それはそうと、この本で興味深かったのは、男の人でも女の人のような考え方をする人もいれば、その逆もありますが、それは男脳女脳があって、実際の性別と一致しないこともあることが大きいとのこと。これは最近話題になるLGBTを理解する上でも重要だと思いました。

ただ、この本を読んで、学べたこととしては、男女で脳の構造が違うため、思考も違ってくるから、それを理解した上で行動すると、相手のことを思いやりやすいということも言えます。相手のことを理解しようにも、何も考えないで理解しようとするより、脳の構造が違うから、こうやってみようと言った感じで理解に努めれば、失敗したときもどこが悪かったのか反省点がはっきりします。

他にも言語能力は女性の方が高いともいわれるし、一方で理数系は男性の方が強いって一般的には言われているが、それもやはり脳の構造の違いで説明ができる。ただ、ここで注意しなければならないのは、あの人は男だからこう考えるだろう、と安直に考えてはいけないことです。あくまでもこれは目安であり、100%こうなるということではないからです。

この本の有効的な利用法としては、男女で考え方が違ったとき、一つの解決策として脳の構造が違うのから、相手はこうやって考えているのだろう、と仮説を立てて臨めることです。やはり思い込みはよくないけど、何のデータもなしというのも怖い。それを解決してくれたのがこの本でした。

おそらく男女間のすれ違いは今後も続くでしょうが、最近は科学の発展で男女差がどんどん縮んでいるため、いずれは一点に向かって収斂するのかもしれません。そうは言っても何万年とかかかるでしょうが。

では今日はこれにて。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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