【創作が苦しい人へ】自分の作品を愛せるようになるためには?
みなさんは、自分が生み出した作品好きですか?
一生懸命創作活動をしている人の多くが「私が創りたかったのはこんなものじゃない!どうして上手くいかないんだろう...」と苦しんだ経験があるのではないでしょうか。
私は子供のころから絵を描くのが大好きでしたが、一時期「私が描きたかったのはこんなんじゃない」という思いにとらわれ過ぎて、絵が描けなくなってしまったことがあります。
描いても描いても「これじゃない」「こんなに練習してるのにうまくならない」と自分を追い詰めるばかりで、楽しかったはずのイラスト制作が地獄のような時間になってしまったのです。
しかし、今は、多かれ少なかれ自分の作品に愛着を持つ事ができているかなと感じています。
そこで今回は「自分の作品を愛せるようになるには」というテーマについて記事を書かせて頂きます。
創作活動で過去の私と同じように苦しみを抱えている方が、少しでも創作活動を楽しむことができるようになれば幸いです。
最初にお伝えしたい事
自分の作品を愛せないのは悪い事じゃない
いきなりタイトルと矛盾したことを言ってしまい申し訳ありません。
しかし、これだけはどうしてもお伝えしたかったので1番始めに書かせて頂きました。
私は、自分の作品を愛せない事を悪い事だとは思っていません。
なぜなら、作品を愛せないという気持ちの裏側には強い向上心があるからです。
「もっと上手になりたい」
「もっと納得のいく表現があるはずだ」
そう思うからこそ、今の作品に満足する事が出来ないのです。
これは、ものすごく真剣に創作と向き合っているからこそ抱ける感情ではないでしょうか。
それを踏まえた上で、少しでも楽しいものにするコツについてお伝えしてみたいと思います。
自分の作品に対して「これじゃない」と感じた時に最初に考えると良いこと
作品を創り出した時に「あ〜...なんか思ってたのと違うな」って思うこと、しょっちゅうありますよね。
そういう時は自分にこう言ってあげましょう↓
「ナイスファイト」
作品に対して納得できない時は、自分の技術を最大限発揮しようと努力した時です。
まずはその頑張りと挑戦を褒め称えましょう。
「これじゃない」と感じる原因を突き止める
これは精神に余裕のある時だけで良いのですが、これじゃないな〜というモヤモヤを少し具体的に考えてみましょう。
出来れば紙に書き出してみると良いかもしれません。
そうすると、次に作品を作る際に、前よりもちょっと良いものができます。
前よりも良い作品ができたら自分を褒めてあげましょう。
この時やらない方が良い事は他人との比較です。
あくまでも比較するのは自分が過去に生み出した作品と今の作品だけにしておいて下さい。
自分の「好き」をとことん突き詰める
創作を行なっていると「他の人から見た自分の作品」を意識してしまうことがあります。
特に、SNSに作品をアップしている人は、自分の好きな表現よりも「他の人に好かれる表現」を追い求めてしまう事があるかもしれません。
私もインスタに写真をアップしている時に、インスタでの見栄えを気にして、自分がときめきを感じた瞬間にシャッターを切れないという事がよくありました。
作品において、他の人から評価をもらう事は大切な事ですし、創作スキルの成長にもつながります。
ただ「他の人の好き」を「自分の好き」よりも優先してしまうと、一気に創作が苦しくなります。
だからまずは「自分の好き」をとことん追求した作品を作ることだけを考えてみましょう。
「自分の好き」を忠実に表現しようとするだけでも、きっと十分なスキルアップにつながると思います。
それができてから「他の人の好き」を考えてみても良いのではないでしょうか。
ちょっと作風を変えてみる
どんなにマインドを変えようと、一生懸命取り組んでいるのにいつまで経っても上達が見られないとさすがに落ち込んでしまいますよね...。
そう言う時は、ちょっと作風を変えてみる事を検討してみて下さい。
私は過去にマンガキャラテイストの女の子を描く事が趣味だったのですが、これがあまり向いていませんでした。
どんなに頑張って人体構造を学んでも、体を描く事が出来ず、来る日も来る日も練習して、やっぱり上手く描けない...さすがに辛かったです。
そこで、おもいっきりデフォルメしたイラストや食べ物のイラストを描くようになったところ、これが結構(自分的に)可愛く描けるんです。
やっぱり、人には向き不向きというものがあるんだなぁと感じた瞬間でした。
もし、作風を変えても「自分の好き」を追求することに支障が出なければ、思い切って作風を変えるのも手かと思います。
それでも創作が苦しい時は
それでも創作が苦しくて辛い時は、いったん創作活動から離れてしまっても良いと思います。
創作に関わらずなんでもそうです。
趣味でも、仕事でも、推し活でも、どうしようもなく苦しかったら逃げちゃって良いんだと思います。
苦しかったら一旦離れる、またやりたいと思ったらそこからスタートする。
創作活動に関わらずですが、自分を追い詰めてしまう事からは一旦距離をおいてみましょう。
最後に
創作活動は、一生懸命やりすぎるとちょっと苦しい時期を経験する可能性もありますが、そこを乗り越えた先で思い通りの表現ができた時の喜びはひとしおです!
スキルアップと楽しみのバランスを上手く取りながら、創作活動を楽しめると良いですよね🍀
最後までご覧頂き本当にありがとうございました!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?