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『セックス・エデュケーション』は心のセラピー


Netflixオリジナルドラマシリーズ『セックス・エデュケーション』

タイトルで身構えてしまう人もいるかもしれませんが、ティーンズ向けの学園ドラマです。

性やジェンダーの悩みを抱える学生たちが、セラピーや対話を通じて前を向いていくお話。

最新話はシーズン4まで続いています。

学園物と言っても、タイトルの通り「セックス」が関係していることが多く、油断しているとコミカルでありながらアダルトなシーンも挟まれるので、家族と見る時は注意が必要です。

シーズン4まで見終わって、やっぱりこの作品が大好きだと思いました。

正直今までのお話はすっかり頭から抜けていたので「この人誰だっけ…」となることもありましたが、今回のシーズンから主人公たちの環境も大きく変わっているので見ることができました。

この作品の大きなテーマとして「愛」があります。

親子愛、友人愛、もちろんパートナーとの愛。
そして、それぞれ問題を抱えつつも話し合ってお互いの愛を伝え合う。

日本人からすると「愛してる」と周りに言うのは気恥しいと思いがちですが、言わないからこそ孤独感や自己否定に苛まれるのかもしれません。

お互いのことを愛することで自分のことも愛すことができる、逆もまた然り。

作品を通して、ありのままの相手を受容すること、相手の立場がわからないまでもできる限り寄り添おうと努力すること、「ありがとう」「ごめん」「よくやった」「愛してる」ときちんと伝えることの大切さを知ることができました。

心が温まる作品です。
タイトルで見るのを躊躇している方、疲れている時こそ見てもらいたいドラマです。
私もシーズン1から見直そうと思います。

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