687: Jefferson Airplane / Plastic Fantastic Lover

ファンタスティック・プラスチック・マシーンというユニット名のうち、2つの単語が入っているのがこの曲。
1960年代後期のサンフランシスコを代表するバンド、ジェファーソン・エアプレインが1967年にリリースした2ndアルバム『シュールリアリスティック・ピロー』(US3位)は、サイケデリック・ロックの名盤にして、文句なしの代表作。
(と言いつつ、『ヴォランティアーズ』も甲乙つけがたいですが...)
このアルバム、グレイス・スリックが歌って大ヒットした「あなただけを」「ホワイト・ラビット」があまりにも有名ですが、アルバム全体のトーンとしては、ジャズやフォークの影響が強く感じられる作品でもあります。
アルバムのラストに収録されたこの作品も、かなりフォーキーなサウンドが特徴的ですが、間奏に入るちょっと不気味なギターが、激動の時代の空気感を表しているように感じます。

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