曇り時々雨
少しぐずつく天気だった4月の終わりごろ。
夢見ていた地ヴェネチアを訪れた

夜行バスに乗ってたどり着いたのはVenice Mestre駅
イタリアってどんな街があるのだろうと気になって一つ手前の駅で降りてみた。
THE 観光地からは一駅分離れているため、比較的安い宿もあり
拠点をここ周辺に置く人もいるらしい。
探索したのは駅周辺だけだが抱いた印象はなんだか暗く
午前中だが人もほとんどおらず、建物には若干ひびが入っていたり
少しさびれた町のように感じた。
駅周辺を抜けたり晴れていたらもう少し印象がかわったのかも？

電車に乗ってヴェネチア・サンタ・ルチーアの駅へ
駅を出ると大きな水路が目に飛び込んできて
あぁヴェネチアにたどり着いたんだと実感した。
曇ってはいたが、だからこそ自分がここにきて今この風景を見ているんだなと示してくれた

とりあえず歩いてみようとフラフラと探索をはじめた
どこを歩いても水に囲まれているため迷宮のようにぐるぐるとまわってしまった。向こう岸にわたりたいのに橋がみつからずウロウロウロウロと。
時間もあったので、地図も見ずに進みたい方向にひたすら歩いていくのは心地が良かった。
バックパック一個＋地図を見ないで歩いていたのもあったからか、イタリア語で話しかけられることもしばしば、、。次イタリアを訪れる時はぜひイタリア語で返してみたい。

夕方には友達と合流しご飯を食べに行くことに、
観光地のご飯屋さんはあまり良いイメージを持っていなかったが
店員さんも明るく、店内が込みすぎているわけでもなく
ゆったりとした雰囲気に包まれていた。
おすすめのザリガニのパスタと、イカ墨のパスタ。
残り二つはメニューの中でなんとなく美味しそうだった料理たち。
全部美味しかったけれど個人的にはリゾットが一番だったかもしれない。

ヴェネチアの夜はかなり暗かった。
部屋で飲むお酒でも買おうとスーパーを探していると
一人旅をしている男性に遭遇。
奥さんが看病のため日本に一時帰国しているため一人でヴェネチアに来たのだと、、、！スーパーを探す手伝いをしてくれて、一緒に散歩出来て楽しかったとお酒もプレゼントしてくれたおじさん、、、。
私きっと終始警戒心まるだしなの隠してなかったのにただただ優しい人でした。今回の旅には男の子もいたけど、おじさんいなかったらもっと変な人に絡まれてたかもしれないと思うと本当に感謝。
おじさんと奥さんの毎日が幸せでありますように。

ヴェネチア二日目はいよいよ観光！
サンマルコ広場にはたくさんの人がいて特に寺院は
多くの人が待っていた。
小雨は降る中予約していたゴンドラ乗り場へと向かう。。。
雨降る中乗るそんなもの好きはなかなか居らずガラガラ。
ため息橋の下をくぐりいよいよゴンドラの旅がはじまる
揺れが心地よく、建物の間を進んでいくのは
テーマパークにいるみたいだった。
全てが綺麗に整えられているわけではないけれど
誰かの家のお花やホテルの装飾が煌びやかだったりと
美があちらこちらで輝いていた。

Venchi でジェラートを食べたり、お土産屋さんとかが集まる細い通りを観光。可愛らしいチョコレート屋さん nino and friends を発見。たくさんのチョコレートやお菓子またお酒まで試食させてくれてどれもこれもが美味しい。イタリアに何店舗かあるみたいでヴェネツィアにも2,3店舗ほどあるらしい。友達への誕生日プレゼントにいくつかチョコを購入して、バイバイした。サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂に行く前に少し休憩。手近にあったバーにはいって道を歩くたびにみんながよく飲んでいるカクテルを注文。甘くて飲みやすい。オレンジ色が夕焼け色で美しかった。

観光中に何度も何度も往復した場所はリアルト橋
いつ何時も人がたくさんいてすごいなぁと通り過ぎるたびに
思っていた場所。夜景が本当に美しく、
ここの写真をみるといつも幸せな気持ちになれる。

一泊二日のヴェネツィア旅はあっという間にお別れの時間。
聖堂を一つしか見れなかった。また来る機会があったら図書館や美術館など建物の中も訪れたいな。
水路が入り組む街に来れたことが嬉しすぎてずっとお外を探検していたから、次は文化や歴史に触れる旅をしたい。

テラス席で夕食を取りながらヴェネツィアにお別れを告げ
夜行バスに乗ってローマへと。