たくさんのものを見たい感じたい。プーさんのように何もしないことを楽しみたい。ぼんやり浮…

たくさんのものを見たい感じたい。プーさんのように何もしないことを楽しみたい。ぼんやり浮かんでは消えていくような頭の中を文章化しようと努力中。20代、文章力も経験も積み重ねて年を重ねたい。旅行の思い出、映画に本、忘れたくないものを忘れないように書き留めます。

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    時にゆるくネタバレも含みつつ、記憶に残った瞬間を書き留めてます🎞️

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私のエゴ

カフェに行ってコーヒーを飲みながら友達とお喋りをする そんなことをはじめたのは、割と最近な気がする。 高校生の時はスタバの新作が出るたびに買いに行ってたが、 話題にのってこう!って感じだった気がするな 少し背伸びをしているような。 フランスのカフェはすごくシンプルな気がした。 いくつかのコーヒー。 シンプルなお菓子。 インスタ映え。ではなかった気がする。 可愛いケーキももちろん好きだし、 可愛いドリンクも相も変わらず好きだけど、 飾りすぎずシンプルなカフェも好きになってきた

    • リディアポエットの法律

      ネットフリックスのシリーズで、オリジナルはイタリア語。 イタリア語の作品を見てみたいなぁーと思った時にふと見始めた作品。 女性の社会進出が一般的でなかった時代で奮闘するリディアポエットの物語。 彼女は弁護士としての資格を得て、仕事をしようとしていたが弁護士会に資格を剥奪されてしまう。弁護士である兄の助手(?)として様々な事件に飛び込み解決をしていく。 衣装もとてもクラシカルで可愛らしい。 街の映像とかを見るのも楽しい そして、エドゥアルド・スカルペッタがかっこいい…..

      • 少し大人ぶってしまう時間

        お酒を飲み始めてまだ数年。ほんの少しずつお酒の味を判別できるようになってきた今日この頃。 初めてお酒を飲んだ時、 未知のものを口に含むことにワクワクしていた 思っていたよりジュースと変わらなかった、フルーツサワー。味よりもお酒って名前と見た目に恋をしていた。 度数の強いカクテルを初めて飲んだのは、メルボルンだった。海外でお酒を飲むってシチュエーションになんとなく憧れていて、友達とハッピーアワーの街に繰り出した。川沿いのレストランに入ると夕日が優しく傾いていた。マティーニグ

        • ローマを歩く

          春の日にローマを歩いた。 暖かくも寒くもなくてよかったなと心から思う。 夜にヴェネチアからのバスに乗りローマには早朝到着した。ヴェネチアとは違う都市の雰囲気になんだか圧倒された。とりあえずお手洗いに行きたかったのとお腹が減っていたので、まばらに開店したカフェの一つに入った。寝ぼけ眼で丸々一枚のピザを朝から平らげたのだが、自分の胃腸を尊敬する、、、。 そのままAirbnb 先に荷物を置きに行くことに、英語がペラペラのイケメンのお兄さんが出てきてすっかり目も覚めた。チェックイン

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          卒業後の出逢い

          もうすぐ学生生活が終わる。 クラスメート、部活など友達をつくる機会に恵まれていた学生生活だったが それは終わる。 アルバイト先では特に友達も出来ず、 飲み会にもほぼ参加していなかった。 気をつかいすぎて疲れ切ってしまうのかもしれない。 仕事が生活のメインになってきたとき 新しい人に出会うのは難しいのかなと思う。 なんとなく不安で何となく楽しみな宙ぶらりんな今。 どんどん今いる友達との関係性も変わっていくだろうし そもそも距離が離れてしまうかもしれない。 素敵だなって思った

          卒業後の出逢い

          席を譲ること

          電車に乗っていて座っている時、 次から次へといろんな人が乗ってくる。 全てを見た目で判断できるわけではないから 難しいけれど、 自分に余裕があるときは、一声かけてみる。 私は善意から行動を起こしていても 席を譲られる人が嫌な人もいる。 相手を気まずくさせたくはないからそんな時 柔らかい言葉で場を和ませられるようになりたいなぁ 嬉しかったのはお礼を言われたこと。わざわざ降りる時に「ありがとうございました」と声をかけに来てくれたり、 小さな女の子のお母さんは何度もお礼を言ってく

          席を譲ること

          最近読んだ本

          おいしい水 原田マハ 原田マハさんの作品は芸術と絡み合っていて、単調な言葉にはなってしまうけど美しいなぁと思う。出てくる写真家の名前にAgua de beber 物語の世界が閉じてもなお、今生きている現実に延長線上に感じる。やわらかく湿っぽいおいしい水の味のキスが忘れられない。 逃げ道 フランソワーズ・サガン 恋愛小説ではないサガンの小説。おっとりとしているリュース。美男子で我儘なブリュノー。社交界でしたたかに生きる女性ディアンヌ。外務省勤めのロイ。戦時中にパリからの脱出を

          最近読んだ本

          最近見た映画

          最近見た映画の感想や印象に残ったシーンを。 ウエストサイドストーリー(2021年) 名前だけ知っていた作品。最後に死んでしまうシーンは、ロミオとジュリエットみたい!と思っていたら「ロミオとジュリエット」をベースにしている作品と聞き深く納得。確かに対立しあっている二つのグループの二人が惹かれあうのはまさに同じ流れだ!ダンスも見ていて迫力があってTHEミュージカルといった感じがして好きかな。女の子のドレスも統一感あったりカラフルだったり目が楽しい。 500日のサマー 時間が戻

          最近見た映画

          VENICE

          曇り時々雨 少しぐずつく天気だった4月の終わりごろ。 夢見ていた地ヴェネチアを訪れた 夜行バスに乗ってたどり着いたのはVenice Mestre駅 イタリアってどんな街があるのだろうと気になって一つ手前の駅で降りてみた。 THE 観光地からは一駅分離れているため、比較的安い宿もあり 拠点をここ周辺に置く人もいるらしい。 探索したのは駅周辺だけだが抱いた印象はなんだか暗く 午前中だが人もほとんどおらず、建物には若干ひびが入っていたり 少しさびれた町のように感じた。 駅周辺を抜

          アバウトタイム

          2013年のイギリス映画の「アバウトタイム」 恋愛にタイムトラベルの要素が混じりあいちょっとこんがらがってくるけど、好きな映画。 何よりもキットカットが好き。 素直で自由で可愛らしく時に大胆で 猫みたいにのびのびとしている彼女に気づいたら 夢中になっている。 真っすぐに気持ちを伝える。 大好きな家族に思いっきりハグをして、 兄弟を帰らせないようにとおせんぼして、 誰よりも早く父のもとへと駆けよっていく。 気持ちを伝えることが出来る子はなんて魅力的何だろうと 感じるキャラクター

          アバウトタイム

          バーレスク

          美しい。ただひたすらに美しかった。 ポジティヴなエネルギーに満たされて心が柔らかくなった。 女の子同士のいざこざ ビジネスとお金の現実的な難しさ 好きな人には恋人がいるジレンマ 毎日を生きるからには毎日何かしらの問題があるけど シリアスになりすぎて鬱々とするのではなく テンポよく進んでいくのが 見やすかったし、心地よかった。 ダンスのシーンは本当に一つ一つが美しい。 表情に目が奪われて、脳裏に焼き付いて離れないような 夜も知る大人の女性の魅力にあふれていた。 女性らしさ

          バーレスク

          最近見た映画②

          La notte 夜 イタリアの白黒映画。比較的静かな感情の魅せ方だけど、その静かさが伝わってきて胸が苦しくなる。22歳とは思えない大人びた雰囲気に真っ直ぐ純粋な奔放さをもつ彼女。個人的に夫人もすごく美しく年を重ねられてるなぁって思ったけどな。「愛してないって言って」微かな希望が残ってるからこそ苦しい今を完全に否定してほしかったのかな。 レイニーデイインニューヨーク アメリカ映画。映画監督に俳優に、、、。と次々でてくる年上の男性に惹かれてしまうのは女学生には抗いがたいかもね

          最近見た映画②

          朝のカフェ

          イギリスからの観光客だろうか あちこちで英語での会話が花開く 斜め前には勉強をする現地の学生だろう。パソコンがステッカーでおしゃれに変身している。 優しいオレンジの光に照らされる本たち目に温かい光景だ。 正面のカップルは、ブラックコーデ コーヒーを飲んでカンパーニュのトーストを食べて、最後にオレンジジュースを。 たっぷり潤ってる 私はというと朝メニューを注文 バゲットにバターとジャム クロワッサンは少し焦げていて、 オレンジはPulp 入り 選んだ紅茶はPremier amo

          朝のカフェ

          最近見た映画

          最近見た映画のなんとなくのあらすじと感想 娼年 日本の映画。無気力な大学生が性愛を通して、自らの意思で決断をするようになってく物語。かなり直接的なベッドシーンだなぁって印象。個人のそれぞれの物語が映像を美しく見せてくれる。隠されがちな女性の性だけれど、そこについて描かれているのが素敵だなと思った。小説も探して読んでみようっと。 新しい街 ヴィル・ヌーヴ カナダ映画。ケベックの独立問題について描かれたアニメーション作品。色が少なく静かに燃え上がっていく。詩のような言葉たち。

          最近見た映画

          美醜ってなんだろうね

          そういえばふと思った。 女性が誰かにブスって言うより 男性が誰かにブスって言うことの方が 多いのではないか。 私は特別美人だとは思わないが、別にブスでもないと自分では思う。 そもそもブスの定義なんて個々人によって数多あるのだし。 だから、見た目を貶されるとびっくりする。 すごいね。よくそんなに人を傷つけようと思って言葉を選ぶねって。 人にブスと言ってくる彼らは一体何を求めているのだろうか?自分の理想の顔があるなら、その絵でも描いて一生眺めてればいいのに。って思うけど。 女性が

          美醜ってなんだろうね

          ちょっとした幸運

          対面面接の帰り道。 頭の中で一人反省会 何をしてても集中できないし、 何をしてなくても考えてしまう そんな気がそぞろだった午後。 自分へのご褒美に古書店に行くと決めてたその日。 お店に入ると高ぶっていた神経がゆるやかに落ち着いて 本の香りに包まれた。 本に囲まれている時の香りがとても落ち着いて好き。 私を読んで私を見て。とまるで本が話しかけてくるような あの空間はやわらかい知性に満たされている心地がする 一ページ目の文章に心惹かれた一冊をもってレジに行き、 お会計をすると

          ちょっとした幸運