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マーメイド

小さい頃マーメイドになりたかった
どうしてだったのだろう
フワフワとしたドレスやティアラも
可愛くて魅力的だったのだが
何よりも海の中の世界が魅力的であった。

水の中の世界は、
余計な音が聞こえなくて
余計な考えも振り落とされて
すごく好きだ。
あまりに長い時間プールの中で潜水しているので
親や友達に心配された

フワフワと沈むなか
音は聞こえず
周りは水色で満たされている
とても贅沢な時間だった。

Netflix で No limit を見て、
ふとマーメイドになりたかった日を思いだした。No Limit は激しい夏
という印象を与えた。
夏はどうしてこんなにも熱く儚く描けるのだろう。
熱いのにどことなく壊れそうで儚い、
冬とは違った儚さだ。

お心遣いありがとうございます。 ゆるりと書き、言葉の温かみを学んでおります。