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毒親の母とボク

 母は、潔癖症で、男性の性衝動を毛嫌いした。中学生の頃、夢精した時、怒られた。汚らしい物をみる目だった。多感だったあの時期に、母の為に、禁欲する様になった。大学生の頃には、2週間に一度、夢精する身体になっていた。自分が、汚らしいと思いながら、満員電車に、揺られ、たまたま、密着した、女性の尻に、勃起してしまい、泣きながら、トイレで、慰めた。歪んだ欲望の、目覚めだった。母に知れれば、男性として、扱って貰えると思った。でも、知られない、歪んだ欲望になった。どうして、母は、認めてくれなかったのだろう?

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