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小学校5年生の娘は大人顔負けの『凄腕交渉人』

『ママ!!2004年のハーバード大学の
研究によるとゲームを制限する
ことによって脳からのドーパミンの
排出量が少なくなって幸せで
なくなることが証明されているんだ。
また、2006年のハーバード大学の
研究によるとゲームを制限した人の
学歴は制限しなかった人の学歴に
比べて36.78%も悪かったという
研究結果が出ているんだよ。
だからゲームやLINEを
制限するのはやめてよママ!
ついでにiPadも返してよママ!!!』

昨日、小学校5年生になる
長女の娘が嫁に送ってきた
LINEのメッセージです。


うちの娘は小学校5年生にして、
驚くような語り口で
いつも、僕ら親に交渉を挑んでくる。
相手がどうやっても
断われない、断わりづらい
状況にどんどん、追い込んでくる。
小学生のくせに必要な情報を
ネット上から探し出してきて、
冷静に交渉してくるから恐ろしい。



『相手に何かを提案する時は
自分の都合や希望だけを伝えるん
じゃなくて、相手が求めていること、
相手の悩みや問題の解決の
提案である事を伝えてください。
それに加えてその話の信頼性を
高めるために、客観的に見て、
それが良いと判断できるような
情報や科学的データや
成功事例などを添えてください』


僕が昨日、ある企業の社員研修で
お伝えした研修の内容の一部です。

娘は毎回、それを
完璧に使いこなしてくるから
かなりの強敵です。

『お前は一体、どこで
研修を受けてきたんだ?』

そう思ってしまいます。

この間、娘と一緒に
スーパーに行ったら、

『お菓子3つ買っていい?』

と言ってきたので、つい、

『2つにしときなさい』

と言ってしまいました。

それも娘の交渉術に
まんまと引っかかって、
本来、一つのはずのお菓子を
2つ買うはめにされてしまった。

いつも、絶妙なところを
相手の状況に応じて
適切に攻めてくる。

そんな事を自然と
サラッとやってのける
小学校5年生の娘です。

何かをお願いする時や
買って欲しいモノがある時などは
『きかくしょ』と書いた
手書きの紙を持ってきます。

その内容、伝える順番などが
完璧過ぎて驚きます。
科学的データや成功事例なども
添えられている。
だから、いつも、断わる気には
なかなかなれなくなってしまう。
心理学的に見ると、
それを提示された人間は
本能的にそれを
つい、受け入れようとする
気持ちになってしまう。

娘は僕の性格や
僕の思考の傾向や
何をどう伝えれば
OKするのかなどを
すべて把握している。
交渉事はやはり、
相手のことをいかに
理解しているかが大きな鍵。

それをなぜか
10歳の女の子が熟知している。
だから、僕はたいていの場合、
娘の言いなりです。

ちなみに、以前、
こんな事を言ってきた
ことがありました。

『学校はルールを変えた方がいい
学校がうまく回っていないのは
誰も悪くない。悪いのはルールだよ』

『だから、政治家を紹介して欲しい』

実際に政治家の方を紹介したら、
一番、最初に聞いたことは

『給料はいくらもらってますか?』

でした。

『なんでそんな事聞くの?』

と聞いたら、

『給料が安いと、
人はやる気にならない。
一番、大事なことだからだよ』

そう言っていました。

娘がまだ、
小学校3年生の頃の話です。

大リーグのドジャースは
大谷翔平がまだ、高校生だった頃から
その才能を見抜いて
わざわざ、アメリカから
幹部クラスの人を日本に送って、
直接、声をかけ続けていたそうです。
その積極的な誠意ある行動が
大谷翔平選手の心を掴んで、
今、それが実を結んで
獲得に至ったわけです。

企業の幹部クラスの皆さん、
今のうちに小学校5年生の
うちの娘に声をかけておいた方が
いいと思いますよ。

大谷翔平選手と同じで
そうなってしまってからは
なかなか獲得が難しく
なってしまいますからね。

将来、ものすごい
交渉人になりそうな気がします笑

ちなみに将来は
デザイナーと政治家の
二刀流でいきたいと申しております。

いつも、いろいろと
楽しませてくれる面白い娘です。

一体、誰に似たんでしょう。

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