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産後の恨み辛みの行方

暑いですねぇ…溶ける…焼ける…。
引きこもりがちなここ数日から生まれた内観と
それにまつわる少し不思議な体験のお話です。


来月で産後一年を迎えようとしている頃。
あまりにもあっという間で尊い幸せな日々に、
大変だったことも忘れて、
もう一回この子の新生児期、いや、
なんなら胎児からやり直してもいいくらい…
なんて思う始末。
(人は辛いことは忘れるとはこのこと。)

産後、多少のメンタルの荒ぶりはありつつも、
自分の想像よりは穏やかに満たされた気持ちで過ごせたなぁと思ってはいるのですが、
そんなわたしでも

〝もっと労わって欲しかった〟

こんな怨念と化した思いが、
腹の奥底にずっしりどっしり座っておりました。

(両親は他界してるので)
産後は里帰りすることもなく。

気を遣ってしまうからと
義母には最短期間のみ
来ていただいて。

助産師だから大丈夫やれる、と
授乳や育児は淡々とこなし。

(夫氏は手足が不自由なので)
家事もお粗末ながらも1人でこなし。
夫のケアもちゃんとやりつつ。


……うーむ、すごく頑張った!
頑張ったよ!偉かったよ!わたし!!!

とはいえ、
夫氏からはもちろん、
周囲の大好きな人たちから
たくさんたくさん愛をもらって、
励まされ、癒されてきたはずなのに…!

なのに、なぜだか全然拭えない

〝もっと甘えさせてほしい気持ち〟。

夫氏ができることに限りがあるから?
彼が健常者で、家事育児も物理的に半々だったら甘えられたの?

義実家にもっと頼ればよかった?
家事代行だって頼んでみればちがった?

なんとなく、
環境のせいにして
蓋をしていたのだけれど、

よくよく考えぬいたら
ちょっと違った。

心の中に住むインナーチャイルド
チビしおりが言うには

〝亡き母に甘えたかった、褒めて欲しかった〟

根っこはここでした。

危ねぇ危ねぇ、
危うく、全てを夫のせいにして
一生怨むところだったぜ。

そっかぁ〜。
もし母が生きていたら
産後、「よく頑張ったね。」って
ねぎらって欲しかったんだなぁ〜。
わたし、寂しかったんだなぁ〜。

そうかそうか、よしよし🥺


インナーチャイルドは
どんな大人面した大人でさえも
誰しもが共生してる
大切な存在なので。

チビしおりの思ったことは
絶対に否定しちゃいけない。

そして、形あらわになった感情を
まるっと受け止めて
認めてあげることが
成仏への一番の近道。←ココ大事

そんな感じで
もやっとぐしゃっとした怨念を
ひとつひとつ言葉にして、
セルフ撫で撫でよしよしして、
なんなら夫氏にもぶちまけて、
(第三者に伝えることも非常に効果的)
私なりの浄化活動を一通り行ったら、

約一年かかえつづけていた憑き物が
すーっといなくなった。

すっきり〜!ふぅ〜っ!でとっくすぅ〜!


今回の場合は、亡き母に対する想い。
でも、実際問題それが叶うわけじゃない。
じゃ、どうするのか?

もっと、人様に甘えてみよう。
助けてってちゃんと言ってみよう。

頼られるのは好きなのに
(自他共に認めるお節介おばさん)
頼ることが苦手なわたし。

これからの子育て人生、
もっともっと周囲を信じて身を委ねてみよう。

そんな気づきにもつながりました。


そしたらね、その日の夜ね。
とーっても不思議な夢をみまして。

亡き父母とわたしの3人で
涙が出るくらい綺麗な、
まんまるな大きい大きい満月を見上げてて。
そして、2人からぎゅっとハグされ、
「よくやったね」こんな言葉をかけられ、
子供みたいに泣きじゃくって。

その後、息子と夫も合流し
みんなで写真をとって。

盛り上がったところで、
息子が木に登り始め
落ちそうになったところで夢から醒めたのですが。
(オチが秀逸)


なんかね〜、
すごくすごく幸せな夢でした。
夢で癒されることってあるんだなぁ〜っていう
新体験。

また一皮剥けて
自分に素直に生きていけるなぁ、
そんな風に思えた出来事でした。


インナーチャイルドとの向き合い。
多少手間はかかるけれど、
(なにせ相手は、ワガママ気ままなお子ちゃまな自分だから)
根本的な解決につながることがたくさんあると
思っています。

チビ○○はどう思う?
こんな語りかけだけでもいい。

心の根っこの声を聴く作業、
オススメです。

そして、恨み辛みは生き霊になる前に、
成仏させようねっ!!!←一体何の話

おしまい。

(わたしが初めて生き霊という言葉を知ったのは、地獄先生ぬーべぇです。古)

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