イヤイヤ期を見学してきた

昨年、子育て中のお友だちのおうちに泊めてもらった際、本場のイヤイヤ期というものを拝ませていただいた。

その着火の早さ、

理由の理不尽さ、

ほとばしるエナジー、

ほお〜！！コレがあのイヤイヤジェネレーションというものですか〜！！と

なんか感動して…

そのマネが今もなおわたしと夫の中で流行している。(友人Nちゃんスマン）

で、ふざけてやってたその泣きマネなんだけど、これがけっこうメンタルに効くんじゃないかって。

だってやったあとめっちゃスカッとするんだわ。

おとなも泣きたいわめきたい

そんなわけで最近わたしは
おくればせながらイヤイヤ期をやらせてもろてまして。

期待していた絶景ポイントが雨＋強風だったときとか

国宝瑠璃光寺五重塔が令和の大改修中で全然見えなかったときとか

はるばるたどり着いた温泉が閉業してたり…

※↓ここ。なんか山奥の体育館にたどり着いた。

そんな、大人だったらため息をつきつつ
「ああ、、こんなに苦労して来たのに」
「もっと調べておけばよかったね」
「ざんねんだね」
「旅行できるだけでありがたいことなんだから、しかたないよね」なんて
自分を責めたりよくわかんない角度の慰めをゴチャゴチャ言うしかないところを

一切の人語を捨てて

「イ゛ーヤ゛ー！！」

「エ゛ーンエ゛ーン」

と泣いてやるのである。

夫とふたりで号泣してもいいし、

一方は「ヨーシヨシヨシダイジョーブダイジョーブ」となぐさめる側に回っても庇護欲が満たされて悪くないですよ。

最近のうちらの場合、この茶番でいい感じに気持ちを切り替えられることが多い。

茶番をする余力があるときはね！

ふざける余裕もないほど
疲れていたり
おなかが空いてたり
眠かったり
頭痛生理痛などあるときに
LOWに入ったわたしたちは
救いようもないほど暗くてまじで目も当てられない。

情緒不安定なふたりで浮き沈みの多い旅をしております。