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栃木シティのホームスタジアムへ行ってきた

いろいろと気になっているスタジアムのひとつ、関東1部リーグ・栃木シティのホームスタジアムである「CITY FOOTBALL STATION」へ行ってきました。

栃木シティって何ぞや?という方もいるかと思いますが、前身は栃木ウーヴァ(日立栃木ウーヴァ)ですね。2019年に現在の栃木シティへ名称が変更し、2021年にこれから行くCITY FOOTBALL STATIONが完成したのです。
このあとたびたび触れますが、このCITY FOOTBALL STATIONの所有者は栃木シティで、いわゆるクラブが所有している自前のスタジアムです。その強みを今回お伝えできればと思っております。

関東1部リーグは初観戦かもしれません。
今後、埼玉県1部リーグのCOEDO KAWAGOE F.Cや松本山雅FCも対戦する可能性はあるため、ちょいと早いですが下見も兼ねています。

今回はあえて電車と徒歩を使い、どれだけアクセスが悪いのかも検証してみることにしました。

ということでさっそく行ってみましょう。


①栃木駅→岩舟駅

JR・東武鉄道の栃木駅からスタートです
猛暑日、、

栃木駅から両毛線に乗り、岩舟駅を目指します。

暑いので関東・栃木レモンを補給しました

②岩舟駅→(徒歩)→CITY FOOTBALL STATION

あとで知ったのですが、岩舟駅は新海誠監督の映画「秒速5センチメートル」の舞台のひとつだったそうです。

岩舟駅からタクシーという選択肢もあるのですが、今回はアクセスの悪さ検証のため猛暑日など関係なく時速6キロメートルの徒歩で移動しました。


先に書きますが、体調や歩きに自信のない方、特にナイター時は遠慮なくタクシーを選択した方が賢明です。くれぐれも無理してマネしないようお願いします。
ということでGoogle先生の案内通りに歩いていきます。

Google先生ここを行くのですか?

Google先生、ここ田んぼですよ?

Google先生の案内通りに来たら「関係者駐車場」
もしやと思い聞いてみたところ、
「あ、入口は(ここから)反対側ですよ」

Google先生を信じすぎましたね笑
もし昼間に歩くとしたらこのルートがいちばんわかりやすいです。

ということでさらに歩いていきます。

近くには温泉施設もあり、コミュニティバスの運行もありました。
しかし、いかんせん本数が少ないのとナイターには対応できないので、利用できるタイミングは難しそうです。

公園の外の道を挟んだ先には練習場である「LUXPERIOR FOOTBALL PARK」があり、選手バスが停まっていました。

再び公園に戻り、駐車場を過ぎ、スタジアムの南側を歩いていくと、

③CITY FOOTBALL STATION

ようやく「CITY FOOTBALL STATION」に到着しました。
入場口はホーム・アウェイサポーター関係なくここの1か所のみです。

で、さっそく中に入ると、、

なんと、選手のバス待ちが始まりました。

事前に把握していましたが、栃木シティは公式でバス待ちを実施しているようです。
てか、つい10分前に LUXPERIOR FOOTBALL PARK に選手バスが停まっていて選手が乗り込んでいく様子見えたんですけどね。笑
しかし、この数百メートルでバス待ちを演出できるわけですから、やはり自前のスタジアムの強みがまずひとつでましたね。

今回は初観戦だったので、一般席でいちばん高いSS指定席(5,000円)へ行ってみることにしました。

写真残しておいて良かった

今回、購入した座席からはこんな感じで見えます。

今回最前列を購入したのですが、ピッチに近いのはもう慣れているのでそんなに驚きは感じないのですけど、スタンドの低さはピッチレベルなんですよね。
アルウィンで例えると、メインスタンドにピッチサイドシートがある感じでしょうか。
なのでピッチ上のスタッフさんや審判団の方が通ると普通にあいさつができます。
スタンドというと見下ろす感じがあるのですが、まったくそんな感じを受けないスタンドの低さだと思います。

座席はいい感じでドリンクホルダー付きです。
映画館にいる感覚ですね。

ちなみに隣のSA席(3,500円)の座席と比べてみると、、

こちらはスタンド席、という感じです。
これでも悪くはないのですが、1,500円の差でこの違いがあるということにこのSS指定席の意味があるのかなと思います。

VIP席に入ることはできませんでした

座席を確認したところで、少し周りを見に行ってみましょう。
その前に長距離を歩いてきたので体内のアルコール消毒しておきますね。

場内案内を見ますと、ここにも自前のスタジアムの特徴があり、すべて常設だということです。いちいち試合のたびに準備・設営・撤収などの作業が省かれるわけですから、かなりの強みであると言えます。

ここのスペースでは常に何かしらのイベントが行われていました。

さて、場内1周してみましょう。

HOME自由席(立見エリア)

メインスタンド向かって右側のアウェイエリアから入っていきます。

近いし、低い、、
ここに山雅サポが来たら
どえらいことになりそうですね

ここからバックスタンドへ入っていきます。

最後列でもこの低さです
個席ですがゆとりがあります
バックスタンドが
ピッチサイドシートのようなものです

このビジョンも大きく見やすくて良いですね。
ダクトロニクス社製だそうです。

見覚えのある選手が多いのは気のせいでしょうか
サポーターエリアは屋根付き

トイレはメイン側に2か所ありました。
バックスタンド側にはないので、満席時には足りないかもしれません。
男性側の個室はすべて温水洗浄つきの洋式です。

常設のオフィシャルグッズショップもあります。

グッズ売り場というより
アパレルショップ感が強かったです
VIP専用の待合室もありました
トレーニングジムもあります

ピッチ練習が始まるので再び座席に戻ります。

外でのイベントがビジョンに映し出される

スタメンはこんな感じ

ボールパーソンがすぐ隣に、、

ビジョンにはホームとアウェイそれぞれのメンバー(顔つき)とフォーメーションが映し出されます。

ハーフタイムの前に再度ぶらっとしてみます。

立見エリアなのに、、
グッズショップはハーフタイム中お休みでした
そういえば表原選手が推していたな
美味しかったんですがニンニクがすごい笑
選手との距離近いのに笑
戸島選手は途中出場でした
選手交代もホームアウェイ関係なく顔写真つきです

得点時はゴール裏に常設されてあるカメラの映像がすぐにビジョンに映し出されます。

たくさんお客さまを集めるということももちろん大事ですが、実際、スタジアムを借りているとお客さまを集めれば集めるほど収益が悪化してしまうというケースもあります。
これから少子高齢化かつ、地方からどんどん人がいなくなっていくなかで、お客さまの人数もそうですが、いかに少ないお客さまでもクラブは収益を上げられるかが本当に大事になってきます。
ここは地域リーグのなかでも有料試合かつ高単価で、かつ自前のスタジアムなので、収益がどれだけ上がっているのかがポイントになるかと思います。

試合が終了したようです

さて、試合が終わったので帰ろうと思ったら、なかなかみなさん帰りません。
なぜなら、、

そう、ヒーローインタビューは先ほど紹介した外のイベントスペースでやっていて、試合後のイベントが始まっていました。
なぜこれができるかというと、やはり自前のスタジアムということで撤収作業が少ないんですよね。なので、そのぶんファンサービスに人員を充てることができる。
これはすごいと思いました。

なのでピッチでの作業もほとんどないため
選手もスタッフも僅かでした

インタビュー終了後は選手たちによるサイン会が始まっていました。

表原選手
田中パウロ淳一選手
工藤選手

運営も地域リーグらしくなく、良くできていたと思います。
自前のスタジアムの強みを体感できた1日でした。
おそらく、近い将来COEDO KAWAGOE F.Cが昇格して試合に来るか、山雅がPSM等で来るかどちらかでまたくるかもしれません。
ぜひ今度はみなさんが実際に見てみて、栃木にこんなスタジアムがあるのかと驚いてほしいと思っております。
なんとなく田中隼磨さんとか高崎さんとかが遊びに来そうな気もしていますが笑

以上、栃木シティのホームスタジアムへ行ってきたでした。

④CITY FOOTBALL STATION→(徒歩)→岩舟駅

さて、これで終わりではなくまだアクセスの悪さ検証が残っていますので、ここから岩舟駅まで歩いていきたいと思います。
果たして無事たどり着けるのでしょうか

帰りはこのルートでないと無理です

いちおう最初から歩いて帰るつもりで来たのですが、さすがに身の危険を感じていたので反射材代わりにペンライトを付けながら歩いて帰りました。

本当にナイター後の徒歩は推奨できません。
なのでタクシー利用が賢明です。

さて、岩舟駅までの帰りの道中を周りの景色とともにお楽しみいただきながら終わりとなります。


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