Am I "UGLY"?

皆さんは「身体醜形障害」という病気をご存知でしょうか。
簡単に説明すれば、自分の容姿に囚われて普通の日常生活(外出する、すっぴんで過ごす等)を送る事が出来なくなり、精神を病んだり、整形依存に陥ったりするメンタルヘルスの事です。

※画像引用(https://www.wikiwand.com/ja/%E8%BA%AB%E4%BD%93%E9%86%9C%E5%BD%A2%E9%9A%9C%E5%AE%B3)

彼らは自身の容姿に非常に大きなコンプレックスを抱えており、身体のあるひとつのパーツに悩む人、あるいは身体全体をコンプレックスとする人など様々です。

自分の容姿に囚われ、それが日常的に支障をきたしている人は少なくありません。最近は新型コロナウィルスの流行により、すっかりマスク生活が浸透したためにその症状に悩む人が減少傾向にある様にも見受けられます。

それでも、やはり人生で1番長く付き合っていく「自分自身」を愛せなかったら辛いものです。

人は言葉によって簡単に壊れてしまうと私は思います。

例え話として、もし今この記事を読んで下さっている読者様自身が、Aさんに「ブサイクだ。」と言われた場合読者様の心には、Aさんにブサイクだと言われた"真実"より、自分はブサイクなのだという"概念"だけが残るのではないでしょうか。私はそう思います。

言われた側は、誰に何を言われたなど頭にないでしょう。「自分の容姿は劣っているんだ」という根拠の無い概念が邪魔をして、その悲しい出来事が心のどこかに隠れてしまうかもしれません。

こうして身体醜形障害者は生まれてしまうと思います。

先日、SNSを利用し、「容姿について人から言われて傷ついた言葉」を募集しました。
1番多かった解答が、

「痩せてるね」「骸骨みたい」「蹴ったら折れそう」

などでした。正直、意外な結果でした。人は体型の大きな人ばかりをいじってしまうものかと思い込んでいましたが、意外にも痩せている人の方が言われて傷ついてしまっているようです。痩せ体質の方や少食の方であれば、太る事は難しいかもしれません。そのような方が酷い事を言われてしまうのは許せないことです。

その他にも「でぶ」「面白い顔してるね」「斜視」「マスク詐欺」など、たくさんありました。

冒頭ではマスク生活になったおかげで悩む人が減った、と書きましたが、対象にマスク生活となったせいで傷つけられた人もいるようです。確かにこれにはふたつの意見があると思います。

SNSの普及に伴い、人同士が容易に自分の意見をぶつけ合うことが出来るようになった今現在、互いに面識が無くとも匿名で人を傷つけることが出来ます。

人を傷つけるのは一瞬です。

海外に住む人は、日本の「容姿いじりの文化」に対し、
大変驚くそうです。今や"容姿を笑いに変える"という事は日本人にとって当たり前になって来ています。
その中で本当に傷ついていない人は何人いるでしょうか。無理矢理"笑い"に変えて、心の中では傷ついていないでしょうか。

人は、自分に自信が無いと、簡単に人を貶します。

"自信の無い人が人を悪く言いその人も自信を無くす"

この負の連鎖を私は無くしたいのです。

簡単では無いと思います。私は良質な化粧品を創ることで、この様な悩みを抱える人を1人でも多く救いたいと考えています。しかし人によって悩みの在り方は異なります。肌質や顔のパーツの形などによって、商品の需要も大きく変わっていきます。よりたくさんの人の手に届いて欲しい、そう願う私の夢を実現させるには、それだけ多くの人に合った化粧品を創る必要があり、豊富なレパートリーを取り揃えなければなりません。

また、被害者ばかりをが救われることを考えるのではなく、きっかけを作った(人の容姿を悪く言う)人達も救われるべきだと思います。彼らは相手が傷ついている事に気付くことが出来ません。そんな彼らにもこの事態をわかってもらいたいです。これこそが大切だと思います。

「身体醜形障害」に対する理解をより深める為に、私に出来ることは「発信」です。人がそれぞれ発する言葉に責任感を持てる様に、この病気を広める必要があると考えます。

身体醜形障害だけではありません。性同一性障害や摂食障害などに対する理解を深めるべく私はSNSを使って発信していきたいと思います。
SNSの使い方を決して間違ってはいけません。
間違いのない使い方をし、世の中に良い影響を与えていけたらと思います。

Instagram→@4ones_official
Twitter→ @4ones_official

上記のSNSアカウントで発信しています。
興味がございましたら是非一度チェックして頂けると幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました♪

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