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きもい・うざい・めんどくさい 隠された本音


言葉にも流行が生まれたのはいつからでしょう。
「これはもう死語だよね」って言う自分を俯瞰して
確実に年を重ねているんだって実感します。笑


流行があってもなお
ずーっと使われる言葉もある。

昔から大切にされる言い回しもある。


そんな中でも、私が氣になるものが
タイトルにもある3つの言葉。

きもい
うざい
めんどくさい

そりゃあ、中学・高校の頃は
言いまくってました。

何かとすぐに、きもい!うざい!めんどくさい!

“これさえ言ってればなんとかなる”
みたいな感覚もあったのかもしれません。



大人になってから
言葉を大切に扱う仕事に出会いました。
(ヨガとライター)

言霊はある。

だからこそ、発する言葉に氣をつけるようになったんです。
氣を、つける。
相手に、私の氣が乗っていくと考えています。


発する者が適当であれば
受け取る者も適当になる。

発する者が丁寧に響かせたら
受け取る者も丁寧に感じ取る。


それで考えれば
わたしが目の前の人たちに向かって
「こういうことがあって不快に感じたんです」ではなく
「こういうことがあってきもい!」と伝えたらどうでしょう?


わたしの言葉の意図はおそらく半分も伝わらない。

わたしの伝えようとする意思が現れていないし
今後わたしの話を聞きたいとは思わないのではないでしょうか。


簡単なワードにあなたの繊細な感情を
無理やり押し込まないでほしいのです。


きもい!の中には
恥ずかしさや嫌悪感、不信感が入ってるかもしれません。

うざい!の中には
1人で考えたいからそっとしておいて。
何でもかんでも監視しないで。とか
心のさけびもあるかもしれない。

めんどくさい!
これは、自分に対して投げやりになってるときに
勢いで出てくる言葉ナンバーワン。


どうでしょう?

何より、これらの言葉を言われて
良い氣分でいるなんてちょっと難しくないですか?

わたしだったら、いくら思春期の子だったとしても
こんな言葉をかけられたらもやっとする。


言葉は便利です。
でも、本音を隠すために使わないで。
そして、相手や自分を傷つけるための武器にしないで。

あなたが本音を隠せば
目の前にいる人も本音を隠す。


言葉を丁寧に扱って
自分も相手も幸せにしようね。

本音や本心はそのためにあるよ。





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