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【まじめな人が損をする世界でたたかったアイドルの話】リモートワークの孤独とたたかう日記6/1

リモートワークで過ごしている日々の中で起きた出来事を日記にしている。

5月末で毎日の更新はやめて自由なタイミングで更新にしようかと思ったが、おそらくそれだと早速今日から更新を止めてもう戻ってこなかっただろうなと思うので、しばらくは自分内ルールでリモートワークの日は毎日更新していこうと思う。

まじめな人が損をする世界でたたかったアイドルの話

元AKB48の渡辺麻友さんが芸能界を引退した。

私はAKB48自体はそんなにハマらなかったが、まゆゆは好きだった。

まゆゆのセンター曲、ラブラドール・レトリバーが特に好きだ。
ポップなメロディーで軽やかに踊る様子は、彼女らしさが詰まっていると思う。

昔AKBの音ゲーをやっていたのだが、特にこの曲を一生懸命繰り返していた記憶がある。

※今確認したら2020年3月31日でサービス終了していた。
今は坂道グループが圧倒的に強いのもあるが、ひとつの時代の終焉を感じて少しかなしい。

私はまゆゆのルックスはもちろん好みだが、特に彼女の芯のある性格が好きだった。

もともと「まじめで根暗だ」などとネットで書かれている様子を見ていたが、それは彼女がストイックな性格ゆえだし、アイドルがアイドルじゃないときまでアイドルをしている必要はない。
アイドルをするための準備を徹底している人なんだなと思っていた。

さらにまゆゆが「他のアイドルと違う」と思ったのが2015年、情熱大陸に出演したときの発言だ。
※まゆゆは前年に総選挙で1位を取っている。2013年に「1位になる」と宣言してから、有言実行したという形になる。

「まじめな子が損をするのがAKB」――。AKB48の渡辺麻友(21)が、14日放送のTBS系人気ドキュメンタリー番組「情熱大陸」で語ったひと言が、大波紋を呼んでいる。正統派アイドルの渡辺は、活動の中で「努力なんて報われないんじゃないか」と心揺らいだことがあるとも語り、スキャンダルを起こしたメンバーへの批判とも取れる思い、苦悩を明かした。
引用:まゆゆ爆弾発言の波紋「まじめな子が損をするのがAKB」グループ内で孤立、陰口を叩かれたことも

「AKBはまじめに頑張ったり、ストイックにやったり、それが正解じゃないところ。まじめな子が損をするような世界でもあるので、AKBは」

不真面目なアイドルやスキャンダラスなアイドルを批判するわけではないが「まじめな子が損をする世界」にまじめな子が身を置く苦痛は相当なものだと思う。

「朱に交われば赤くなる」という言葉があるように、人は身近な場所にいる他人や環境に支配されがちだ。

私はそんな環境に身を置きながら、清らかなままでアイドルという仕事を全うしたまゆゆの信念が好きだった。

さらにアイドルを卒業しても、アイドル時代のイメージを崩さないまゆゆが好きだった。
その真意は分からないので私が想像するところでしかないが、おそらく彼女は自分のことを好きだったファンのことを本当に大事に思っているのだろうと思っている。

(完全に個人的な主観だが、アイドルを卒業したあと急に遠くへ行ってしまったような雰囲気を醸し出すアイドルは、ファンを置いてけぼりにしてしまうために、自身の再スタートをさらに険しいものにしてしまっているような気がする。アイドルを卒業したとき、注目してくれるのは自身のファンくらいなのに…)

健康上の理由での引退ということで詳細は語られていないが、変に深い理由を詮索されることなく慎ましやかに生活をしてほしい。

これまで一生懸命まじめに仕事をしてきた彼女が、「アイドル」という職業に全てを捧げてきたために享受できなかったたくさんのものを享受できて幸せに生きることを願うのみだ。


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