イケてるプロデューサーとそうでないプロデューサー

ゲームのプロデューサーといえば、予算に紐づいた人やスケジュールを司るボスみたいな役割ですが、それだけだとイマイチというか普通です。

”俺は開発から出してきたものをレビューするぞ!”という 立ち回りをするプロデューサーだとまず良いものができません。


プロデューサーの本質はゲームを最大現にプロデュースすることです。どんな風に開発者に作られせれば、スタッフの能力を最大限に活かせるか。どんな風に露出(マーケティング施策)をすれば、商品が最大に売れるか。コストかけず、どうたくさん売り上げるか。などを考える役割がプロデューサーでディレクター以上の広いエンタメ知識と広いコネクションが必要です。

こういう売り方、訴求を考えています。ユーザーへはこういうコミュニケーションを考えています。なので
 ・そういう商品にしてください。
 ・そういう施策ができるようにゲームに盛り込んでください。
 ・そういう体験ができるようにしてください。 など
ゲーム開発側に適切なオーダーを出したり、ディレクターと一緒にゲームについてリレーション(商品と遊びの紐付きを作る)を考えることができるのがイケてるプロデューサーです。

常にレビュワーという立ち回りをするプロデューサーがいれば、まず考え方を変えてもらい、ゲーム開発に巻き込み、ゲームを売り込む策を考えてもらう仲間として巻き込んでいきましょう。ダメ出しはする。ダメ出しをされる。くらいならプロデューサーを巻き込んでゲームを作る方が絶対健全です。プロデューサーもゲーム開発の環境で育つものです。絶対的な権力の相手とは考えない方が良いですよ。

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