2022昆虫大学が感無量だったので思わず書いた記事

いやー良かった…昆虫大学…なんか…なんだろう…この気持ちは何!?

※昆虫大学とは↓ 2018年の昆虫大学をレポした記事

コロナの影響で実に4年ぶりの開催。私はその間、産休→育休を経て北の国へ引越ししてしまい、2年ほどまともに大勢の人と会話していない。それもあってか、なんだろう…ホーム感? 戻ってきた…!生きて、やっと、また会えたね…!みたいな。乗り越えたね…!みたいな晴れやかな嬉しい気持ちに勝手になった。

前回は裏方に入り開催前から関わらせてもらった。が、今回は仕事も入り交じってお客さんとして短時間のみ入場し、ブースも全部は見て回れなかったのだけど、会場にいるほかの人たちも楽しいだけじゃなくて集まれること自体を喜んで参加しているように感じた。

あと昆虫大学シラバス。この何年かの、出展者のみなさんの虫や創作活動に対する葛藤とか決意みたいなものも書かれていて、なんというか人生を感じてじーんとなってしまった。帰りの飛行機で空から富士山と夕焼けを見ながら読んだからその効果もあったかもしれない。

虫ってやっぱり苦労があるというか、虫嫌いの人(多数)に接した時にどう伝えるか悩むとか、虫(推し)の生息環境がなくなったりとか、生業として持続可能にどうやって行くとか、まあいろいろある。しかしその分やっぱり愛があって、みんなも一緒に好きなエネルギーを増幅させていこう!というたいへん建設的な界隈であると思う。
いいよね!

それと私はどうしても今回、川の水生昆虫を推したくてミニ冊子を作り委託販売させてもらった。

昆虫大学と言えど、川の水生昆虫(カゲロウ・カワゲラ・トビケラ)のグッズは多分無い。それほどまでに虫好きの間でもあまり知られていない。川の水生昆虫と言ったが、カゲロウたち以外にもハエ目等がたくさん住んでいるらしいのだが、私も正直よく知らない。さらに、川の下(河床間隙水域)には線虫やカイアシ類、微小の甲殻類やゴカイ、ミジンコ、ダニなどが住んでいるらしいのだが、そこはもう一般人からしたら未開の地というか虫の沼の再奥地であると思う。もはや昆虫じゃないし。

長くなったが、まあそういう「虫なのに虫好きにも知られていない」、地下アイドルみたいな存在の川の水生昆虫を推したくなった。その経緯はこの冊子に書かれているのだが、そのうち電子版も作りたいと思う。
微々たる数かもしれないが、虫の世界の魅力を私も発信できていたらさらにとっても嬉し楽しいなーと思った昆虫大学であった。

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