生物がすきだと感じたエピソード、学習の記録、勉強法など、生物にまつわる投稿を募集します!
2024年5月。 近所の公園の池で、ヘリグロミズカメムシを捕まえました。 ヘリグロミズカメムシは、止水域の水生植物が多い場所の水面を歩いています。 ヘリグロミズカメムシ $${Mesovelia thermailis}$$ カメムシ目 ミズカメムシ科 大きさは、2~3mmくらい。 アブラムシみたい。大きさも色も。 同じカメムシ目だし・・・ただし肉食。 オスがいなかったので、メスの特徴(※)を顕微鏡で確認しました。 ※腹部腹面の先にある長い突起 次回、オスを採集して
理科系が苦手 それが私の弱点 理科は 遠い星の言葉のようで 物理や 生物学は 風に乗って飛んでいく 日常で使わない言葉は すぐに忘れてしまう 教科書を開いても 私の指は ペンとクルクル遊んでいて 心は 窓の外の自由な空を泳いでいる 成瀬さんのように 質問にすぐに答えられる 才能があればなあ たとえば 英語や日本語は 対比させたり 文法のリズムで覚えられる 数学は 公式に当てはめて パズルを解くようで何だか楽しい 歴史や地理は 人の歩みや地図を辿れば 物
先月の下旬に岡山に魚を買いに行った時に、前回のアオハタと一緒にイトヨリを購入しました。日本全国で食べられている白身魚ではありますが、関西では高級魚として好まれています。時期がずれると価値が下がるのか、夏に漁港で直接魚を買うと、二束三文で譲ってくれたりします。そのため、寄生虫の検査は何度かしたことあるのですが、狙いの寄生虫を見つけたことがありませんでした。 今回は特定の寄生虫がいるかどうかではなく、魚についている寄生虫を幅広く紹介するつもりで検査してみました。すると、思った以
どーもー😉 女王まりかです⭐️ 今回は、つれづれぐさ第二十八回のコメント欄で話題に上がった内容を記事にしちゃいました😁 第二十八回を読んでない方はこちらから。 第三十回;紛らわしい動物名 第二十八回で取り上げた内容は、 というものでした。 そうしたら、何件かこんな内容のコメントを頂きました。 同感です😔 セスジスズメはスズメガの一種で、スズメガには○○スズメという名前の蛾が多いんです😖 これ
▌植物図鑑・標本データベースhttps://www.kyoiku-shuppan.co.jp/docs/pages/rika/guide/plant/index.html
磯遊びシーズンがやってきました! ゴールデンウィークに磯遊びしたい方(何人いる?)必見! 房総の磯、こんなんおりますで~🎶 あ、ちなみに「磯(いそ)」とは、岩場の多い海岸のことです。波が寄せては返すような海岸は「浜(はま)」と呼んでいます。 埼玉県民、房総に来るまでよく分かっていなかったので念のため🤣 あと…こちらはちと、カタツムリ系が苦手な方は閲覧注意⚠️🐌 なぜアメフラシなのかと言うと。 刺激したときに出す、紫色の汁が、雨雲に似ているから、なんだそうな。 紫、
5月1日(水)遠足で京都へ行きました。 朝、梅小路公園で集合し、京都水族館へ入館しました。 「イルカのあそびの時間」の後、イルカスタジアムでクラス写真を撮影しました。 午後からは京都自由散策!再集合までの2時間を班に分かれて過ごしました。 15:30に京都駅周辺で班ごとに点呼を受け、解散しました。 明日からは団活動も始まります。 (体操服を忘れずに!)今夜はしっかり休んでくださいね!
今回からは、「体内での情報伝達と調節」についてお話しします。これの分野では、体の調子を一定に保っておくために、体がどのように連携しているかということです。例えば、気温が上昇すると汗をかく、走ると心拍数が上昇して息が上がる、などです。これらは、体が勝手にやってくれていることですよね?自分で汗をかこうと必死になっても出てきませんが、気温が上がると勝手に流れてきます。これは、体の中のどこかで温度があがったことを感知して、それをもとに体温を下げる手段として汗を出します。これらの一連の
早くの更新となりました。 こんにちは。hikkomijianです。 今回はいろいろとお話が詰まっています。 テーマは ①シソ君の大逆転 ②夏の大本命 ③負けてないぞ!ヒメちゃんも! の三本立てです。 シソ君の大逆転 前回お話ししたシソの結果ですが、朝起きて水やりをしようと見ると、無事に発芽してくれていました!2024/5/02発芽記念日です。誠にうれしい限りです。 15粒撒いた中、今のところ7つ芽を出してくれています。 一方、土が良くないと判断し捨てた土からも、なんと
先月の下旬に岡山に魚を買いに行きました。魚を買いに行ったのはいいものの、兵庫県と岡山県の県境にある地域(相生、赤穂、日生、備前)は、牡蠣が名物だったりします。そのせいで、岡山の地魚を買うことができませんでした(一応買いましたが)。そんな中、衝動買いしたのが、アオハタです。 アオハタはアカハタ属の魚類で、あの高級魚のキジハタのお仲間です。ただ、あまりキジハタほどありがたがられたいないのか、高くもなく、流通もしていません。しかし、ハタ科の魚類には寄生虫がよく寄生しているため、迷
2024年4月20日。 新潟県「森の学校キョロロ」で行われた「ゲンゴロウ相調査」に参加しました。 ※通常、森の学校キョロロでは、生き物は持ち帰ることはできません 当日は、よく晴れていて暖かい日でした。 午前10時に集合、最初に調査方法や注意事項の説明があって、毒ビン(※)が配られました。胴長に着替えて調査開始です。 ※毒ビンとは、昆虫に有毒な薬品を染み込ませた脱脂綿が入っていて、採集した昆虫を入れるビン 調査する場所は、キョロロの広い敷地の中にある池や田んぼ、用水路、
科学で事業をつくって科学に投資することを理念に掲げている ちそう株式会社のPMをしています。 本物の生物の骨格標本にさわれる「さわれるミュージアム」などの企画・運営をしています。 https://chisoh.co.jp/ こんにちは! GWの後半に入りましたね。 お天気も最高で、気持ちのいい日ですね。 洗濯物がよくかわきいて、気持ちがいいです!! さて、少しタスクが一旦落ち着いたので、 新しい勉強を開始しようと思います。 (…といっても、9月の企画展示の準備がまもなく始
4月の頭に広島県福山で購入した魚を調べた時の様子を動画にまとめました。サヨリに寄生している単生類は、現在研究対象の寄生虫です。また、みんな大好きウオノエも寄生していることがあります。サヨリが属しているダツ目には、よく寄生虫がいます。例えば、サヨリの甲殻類やメダカのサンダイチュウなどでしょうか。そして、世界中に50種、日本だけでも30種いると言われているトビウオには、あるグループに属する単生類が寄生しています。ただ、寄生している種がトビウオの種類によって異なっていることから、宿
ゲノムと染色体 遺伝子とDNAの違いは覚えているでしょうか?DNAは遺伝情報の書かれた紙(物質)で、遺伝子はその内容(ものはない)です。また、DNAはとても細長い糸のようになっています。私は、この説明の時に今は無き?有線のイヤホンの話をします。有線のイヤホンを無造作にカバンの中に入れておくと、線がからまってしまいます。それを防ぐために何かに巻き付けておくのですが、DNAでも同じで、ヒストンというタンパク質にDNAを巻き付けています。ヒストンにまきついたDNAが折り重なってで
TOEIC語彙🔥 point to =indicate ~を指し示す contemplate ~を熟慮する those doing ~する人たち merchandise 商品✅不可算名詞 a piece of<不可算名詞> ~の一個 a number of <複数名詞>
この世の中は生きづらいという言い方がよくされるけれども、そのなかでも特に生きづらい人たちがいる。 この記事は、そんな人を生物学の世界へ優しく誘うための記事です。 強いて言うなら、大学の「生物哲学研(ちょっと微生物寄り)」の新歓みたいなノリです。特に新しい知識は得られないのでご了承ください。 みんなみたいに「ふつうに」体調のいい日がデフォルトやったらいいのにな。 「ふつうに」オフィスとかで働けたらいいのにな。 「ふつうに」友達関係を楽しめたらいいのにな。 決して、みんな
こんにちは。 GW、皆様はいかがお過ごしでしょうか? 前回チラ見せした新メンバーしそ君。 失敗してしまいました。 恐らく土壌が問題であろうと推測し改良を入れました。 前回の問題として ①シソに合わないpH値の土壌になってた ②栄養がない土になっていた このふたつが考えられました。 まず1つ目の、土壌のpH値に関することですが、中学理科で習いましたよね?pH値。 僕は改めて調べ直しました笑 数値が14まであり、14が強アルカリ性、0が強酸性。そして、7が中性。 シソが好む
僕たちは、個体の特徴を決める遺伝子を細胞内に保持していると、生物学で習う。これはもちろん正しいのだが、生物個体を中心に据えた見方を脱却し、一歩引いて考えると、遺伝子は生命誕生から現在まで、生物の生殖というプロセスを通して、形を変えながらも子孫を受け継ぎ続けていると考えることもできる。そのような地質学的な時間スケールから見れば、生物の寿命は一瞬である。その意味で、遺伝子中心の視点で見れば、生物は遺伝子が自身の情報を受け継いで(コピーして)いくために利用する、一時的な乗り物でしか
今月の頭に広島県福山で購入した魚を調べた時の様子を動画にまとめました。色々期待して購入したマアジでしたが、発見した寄生虫はアニサキスだけでした。今回発見したアニサキスは、生物に興味がある人にとっても想定外のところに潜んでいました。油断して生食したら大変なことになっていたかもしれません。 アニサキスについては、以前に記事にもしましたが、動画でもわかりやすく説明しました。まだ、動画にできていない魚がだいぶあります。期待してチャンネル登録していただけると嬉しいです。
今回出版された論文は、以前にnoteで紹介したマナガツオという魚のエラに寄生している単生類の再記載論文です。マナガツオは、瀬戸内海に面する地域ではよく食べられますが、関東ではほとんど食べられない魚です。「西にサケなし、東にマナガツオなし」とも言われています。流通する量が少ないことから、たいへん高級な魚になっています。現在手元に寄生虫の標本が大量にあるのですが、マナガツオの単生類を優先して論文にした理由は、値段が理由の1つです。高かった。 再記載の原則 私の記事では「記載」