炸裂した愚劣な大地に伸びたつくしちゃん。
貴女をお嫁さん候補ナンバーワンに認定します。
エバラ焼き肉のたれのリズムで去来する絶望感を、
君とふたりで甘受したいんだ。窓の外はキノコの山。
あの山の向こうにつくしちゃんのお墓を作るよ。
つくしちゃんが高く聳え立つまでに。
大麻と赤飯を焚いて待ってみせるよ。
線路に飛び込む瞬間の紫外線の強さ。
つくしちゃん、お箸はご入り用でしょうか？
素手で拾うには遺骨はアツアツですよ。
ラブホで熟れる歯肉の赤味をバターでソテーしようよ。
きっと真摯な熱量がスイートの虚空で散開するから。
新陳代謝を喜べる贅沢に浸って、お茶を啜ろう。
そんな眼球でこの文章を読むな、お茶を啜ろう。
俺をなめてるのか？おい、お前だよ。
お前は今呪われた、お前の名前はつくしちゃん。