2軒目はハノイのニッポン系居酒屋です。キワメテまともで腰を抜かすようなメニューはありません。焼酎の種類がたくさんあるという点でベトナム人の人気を集めています。
カウンター席が8席とテーブル席が数卓あるほか店の奥にまた別の空間がありそこにもカウンター席とテーブル席があります。
 
ニッポン人のイケ麺ニーさんが仕切っていてベトナム人スタッフがワリときびきび動き回っています。ワリとというのはニッポンのチェーン居酒屋のように無駄に大声を張り上げることがないのでワタシとしてはキモチよく飲めるという意味です。
 
玄関脇の厨房で焼き鳥を焼いています。全部の料理をそこで作っているとしたら腰が抜けるほどメニューは盛りだくさん。
注文はスマホでQRコードを読み取り出てきたアプリの写真入りメニューから選ぶ方法でワタシはいつも手間取ります。
因みに焼酎やウィスキーの場合は銘柄だけアプリで注文しお湯割りとかロックとかは口で言います。炙りしめ鯖を炙るのは結局は人間、というのと似ています。
 
この日は同業相憐れむ同年代オヂサンと行き開店早々カウンターに陣取りました。客層はベトナム人カップル、女子会系、ニッポン人シゴト関係グループが3：2：1くらいでカウンターはワタシ等のほかはカップルでした。
 
若干の侘しさの中 食べたのは枝豆と若鶏の唐揚げ、タコサラダ、きゅうり浅漬け、サバ塩焼き。あー焼き鳥忘れてた、というワケで、皮とレバーをタレで追加発注。
ここまででビール2杯。一緒に行った九州居住経験者のオヂサンはアレコレ言いながら焼酎を2、3種飲み比べていました。因みに焼酎はきれいな色付きグラスで供されます。
 
ほぼ満腹でしたが〆にニッポン直輸入明太子のお茶漬けを発注し出てくるまでにビールをもう一杯飲みました。ビールのグラスはカチカチです。
久々の本場明太子もおいしゅうございました。満腹で満足。店の名前は満月。
 
ウチの近所にはニッポン系の店が数軒あるほか、最近はベトナム系が増えてきてニッポン系を凌駕する勢いです。ベトナム系はほぼ全員ベトナム人客です。メニューはちょと違う感じがします。
次回はベトナム系ニッポン居酒屋の驚愕メニューの数々を紹介します。