のたうち回ってものを書く

 執筆中です。珍しく趣味ではなく、色々ありまして商品になるようなものを執筆中です。

「君の書くものは純文学に入ります。純文学は今売れないから、娯楽を書けるようにもなったらいい。」
 と以前小説を読んだ父に言われたので、今回はそれを意識しています。と言っても私はあまり自分の書くものを純文学だ、あるいは純文学的にしようとは思っていないのですが、言いたいことを言うとどうしてもメッセージ性が強くなるので、そこへいかにエンターテイメントの要素を詰め込むかかなあ、などと考えつつ、ですね。
 恐れ多くも文豪を例に出すと川端康成が少女小説を書いていたように。書きたいものと求められるものを両立させたいものです。いやー面白いんだわ、川端康成の少女小説。

 今回は経緯も含め、思い切り自分の見たいもの、聞きたい言葉、性癖を詰め込むことが出来るので頭を抱えつつも楽しんで書いております。子どもの頃に読んだモンゴメリの伝記漫画で、「(『赤毛のアン』の)アンって面白い子。どんどん頭の中で喋り出して止まらない。私はそれを文字にするだけでいいんだもの。」というようなことをモンゴメリが言っていたのを思い出します。伝記漫画の中の台詞なので、実際にモンゴメリが残した言葉なのかはわかりませんが……登場人物が喋り出して止まらなくなる時というのが確かにあって、忘れないうちに書き留めているうちに夜明け。そんな日々です。

 この記事のタイトルに「のたうち回って」と入れましたが、「のたうち回る」というのも自分の好きな表現のひとつなので入れたまで、要はやりたいこと全開で楽しくやっているということです。

 経緯や詳細も早くお伝えしたいところ。うむ、しばしお待ちくださいませ。頑張って形にします。

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