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串カツの残り物を刻んで野菜と一緒に炒めてオムライスの具にして天才じゃないかと思ったらやっぱり串カツの味はそのままで串カツのたまご巻きみたいになった白須です。

さて、今日は大学について考えてることを話したいと思います。強調しておきたいのですが、これはあくまで僕個人の意見で大学や学科を代表するものではないし、ましてや願望でも要望でもありません。大学生をやって、非常勤をやって、いま専任をやってる経験から「けっきょく大学って」というのを伝えたいと思います。

大学の3つの要素

けっきょく大学って、学生にとっては3つの部分からなるんじゃないかと思うんです(友人と話しててなるほど!と思ったこと)。それは、
・学術研究
・規律訓練
・自由時間

この3つです。これが大学によって、また時代によって偏りが違ってきます。例えば昔の大学は自由時間が多かったと言われます。「社会に出る前のバケーション」と言われた時代もありました。また、iPS細胞の研究や、太陽光発電などをやっている大学はわかりやすく学術研究の割合が多いところです。

大丈夫なように整える

本校は?というか、私の知っているのは建築学科とと住環境デザイン学科(非常勤で行ってた)だけですが、規律訓練の割合が多めではないかと思うんです。社会に出ても大丈夫なように”整える”という役割を担っているのではないかと感じています。

建築の分野で呼吸ができる

建築の場合は、文系の学部と違って職業訓練的な要素もあります。建築を勉強した人でないと設計系の仕事をこなすのはハードでしょう。でも即戦力になるというわけでなく、図面が読める、仕事がわかるというくらいが最低限求められることですが、それでもかなり高度な専門知識です。言わば建築の分野で呼吸ができるようになることが大学での職業訓練的な要素として求められるところだと思います。

自由時間とは

話を戻します。では自由時間というはなんのためにあるのか。自由時間に何をするか、バイトをする、旅行をする、本を読む、寝る、テレビを見る、ゲームをする、SNSに興じる、部活をする、いろいろあると思います。
重要なのは、何をするかを自分で決めることができる時間だということです。自分を伸ばすために使うのか、お金を稼ぐために使うのか、休むために使うのか、その決定権が委ねれらているということです。
会社に入ってしまうと、勤務時間中はガッツリと管理下に置かれます。会社の利益になる選択をすることが求められ、あなたがどうなりたいかというようなあなたの自己実現には会社はたぶん興味がありません。学生時代にはそこを考えることができるんです。

会社からの目線

本校は、規律訓練の割合の多い大学ではないかと言いました(あくまで個人の見解ですが)。そして会社さんからもそう見られているのではないかと感じます。なので、まずは社会人として”整っている”かを見られるのかと思います(自由な発想は会社に入ってから発揮して驚かしてやりましょう)。

割合的には少ないですが、それでも大学は社会の中で唯一立場を保ったまま自由時間が保証されている特殊な期間です。時間を大切にし丁寧に過ごして欲しいと思います。
(今日も説教くさいね)
(説教だよね)





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