離婚までのカウントダウン「夫だろうか実家だろうが」

実家がきつい

根は良い人です。私の両親は。
でも、冷静さと一貫性がまったくありません。

ご機嫌だったらフレキシブルでフランクで自由なかんじ。

でも、ひとたびスイッチが入ると
母親は怒鳴り、夜お酒が入ってるとくだをまくこともしばしば。

理由は本当にささいなこと。
要約すれば
「バカにしてるのか?オラ?」
みたいに彼女が感じたとしたら、それが彼女の一方的な目線であっても、絡みます。

それが幼い時からとても、嫌で

心底嫌悪していました。


でも、日常のご機嫌なときの彼女はとても気前が良いし

困っていたら

『そんなに無理しなくたって、辞めてもいいんだよ?なんでも力になるから、困ったらいいな。』

とか言ってきたりします。

でも、全く同じ文脈で

「こっちがこんなにやってやってるのに、こいつら何にも感謝してねえってのか?あ?ふざけんな。」

と、怒鳴り続けたりします。


読めません。

ちなみに、朝にはケロリと
「おはよー!」
とか言います。


長女の私への風当たりは1番直撃でしかも愛着に満ちており
私はずっと混乱していて

母親を嫌悪し
母親に助けられ
自分を嫌悪し

でも、また母親を嫌悪し
また助けられ

自分を嫌悪し
嫌悪し
嫌悪し

憎悪の気持ちと向き合うのが苦しくて、ずっと自分を守って気持ちができるだけ動かないように息を潜めるようにしていたのだと、自覚しました。

それを
「こいつは笑いもしないで気取っていやがる」
と吐き捨てるように言われ

やっぱり嫌悪し

でも、生きづらくてどうしようもないタイミングで助けられて

感謝と自己嫌悪が襲ってくる。


私の自己肯定感の低さは、自分でも何がどうしてそうなってしまったのか分からないでいましたが

今回、こういう事情で実家に居候ささてもらっていることを通して、ものすごく明らかになりました。

母親は悪人ではありませんが、怒りでずっと家族を振り回してきた感じはアル中の機能不全のそれとよく似ています。

それこそ、私はしばしば手もあげられていました。でもやり返すことはなく、ずっと堪えていました。

夫への嫌悪感、怒鳴る人や手を上げる人への嫌悪感

それは母のそれと重なるな、と気づいてしまいました。

すごく認めたくないけど、そういう家族関係を私は引き寄せてしまうのかもしれない。

そして、嫌悪しながら、どこかで息を潜めながらこらえて生活することにホッとしているのかもしれない。

なにより

これだけ幸せになりたいのに、私はもしかしたら

「あなたたちの育児はこんなふうにして失敗したんですよ」

と表明して、復讐したい無意識さえあったかもしれない。

そんなふうに、可能性を深掘っていくと

もう、負い目にまみれる気持ちになるわけです。

でも、今回は子どもたちがいます。

誰よりも大事な子どもたちが。


私が自己嫌悪してる暇はないし
くだをまく母親を責めてる暇もない。


もう、気を遣わないで、自分のやりたいことをガンガン繋げていって、将来を作っていくしかないのだと思います。

明日ははじめての学校の始業式。

泣きそうになりながら不安がっている長男。
楽しみにしてる!と言いながら、肩に力が入りすぎて、身体が凝って痛くなってしまった末娘。

私が悩んでる場合ではない。

親は単に場所を提供してくれている他人で
それを使わせていただくも、去るも、自分次第。

1ヶ月前の私は、まだ前の職場にいて、状況は全然違ったわけだから

1ヶ月後の私も、当然今とはぜんぜん違うはず。

将来の自分たちが今より安心安全でホッとする場所にいるというイメージだけはずっと携えています。

きっと、笑って振り返れるはず。

そうする。

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