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【一級建築士試験対策】どのような教材を活用したのか?

早速、記事第一弾は「どのような教材を活用したのか?」についてです。
比較をしている関係上、他の教材を少し悪く言ってしまった気もしますが、あくまで一意見としてご参照ください。
ただ、私の勉強法では、全てマストのものでした。

教材一覧

ケチな性格ゆえ、吟味に吟味を重ねた結果、

  1. 日建学院の法令集
    昨年度の線引き済みのものを某フリマサイトで購入
    (5,000円)

  2. 日建学院のテキスト
    昨年度のものを先輩から譲渡いただきました
    (0円)

  3. 1級建築士受験スーパー記憶術
    (2,800円)

  4. 建築資格研究会さんの学科講座
    https://www.kenchiku-shikaku.net/
    (30,000円)

  5. TAC伊澤先生のブログ
    http://kentikushi-blog.tac-school.co.jp/archives/cat_1300293.html
    無料(!)

ということで、合計4万円弱でした!
1、2についてはチート感があるのですが、日建学院では独学支援コースがあるので、そちらから購入しても良さそうです(10万円程度?)
予備校に通うと50万円ほどするのでだいぶお安くなるとは思います
(改めて高すぎますよね)

それぞれの良かったポイントと注意ポイントについては以下のとおりです

1.日建学院の法令集

こちらは言わずもがな、受験生の約半数が所有しているオレンジ色のアレです。
総合資格、TACのものが迷い先になるかと思います。

サイズ

まず、大きい相違点としては、日建のものだけ少しだけ小さいんです。
他のものはB5なのですが、日建のものはA4です。
サイズについては好みもあるとは思うのですが、実際に使うときは付箋やポストイットを貼って法文検索を行うことになります。
その場合、1枚あたりの法文が多いと少しロスになるのが気になっていました。あと、学科の勉強を始めるとわかるのですが、机の上が非常に散乱する(私だけ?)ので、1mmでもコンパクトに済ませたかった・・・・
最後に、ハンドリングのしやすさです。実際に引くと、親指でがーーーっとページをめくることになるのですが、大きいとバタバタしちゃうんですよね。私の手が少し小さめなのも悪いのですが。

段組

TAC・総合資格は2段組、日建学院は1段組なのも特徴的です。
1段組の方が横に関連法令が載っていて飛びやすいのと、書き込み(条例の番号のみですが)するスペースも余裕があり良かったなあと思います。

線引き・インデックス

まず、TACについてですが、これは線引きの指定が非常に細かい!!!のが特徴です。
周りにTACの参考書を持っている人がいたら聞いてみてほしいのですが、カラフルじゃないですか?
私はカラフルだと目移りしてしまうのが嫌だったのでこの時点でTACは無いなと思い選定から外しました。
総合資格は、日建とはそこまで大差がないので、もうあとは好みな気がします(雑ですね)

自分で線引きすべきなのか?

はい、答えはNOです。
たまに「自分で線引きすることで内容が掴めるし、構成も概ね掴めるよ!」という先輩、講師陣がいると思います。
無視で大丈夫です。
だって線引きは丸2日(TACの細かいやつだと3日以上??)とかかかるんですけど、その分問題解いて覚えた方がよっぽど良くないですか?
線引き作業が好きな人は好きにしたらいいと思いますが・・・

とまあ法令集についてはこんなところです。
色々書きましたが、何使ってもあまり変わらないので好みで決めたらいいと思います。
ただ、現物(可能なら線引き後のもの)を見て比較すべきです。
思っているよりも長時間扱うものですし、別記事で記載しますが、法規は点の稼ぎどころなので、最大効率で稼ぎ切りましょう。
あと、試験会場に唯一持ち込めるものなので相棒感があります(笑)
日建の法令集は、見た目もシンプルでオレンジがかわいいところも好きでした

2.日建学院のテキスト

ごめんなさい!これは比較を行う前に先輩から譲渡いただいてしまったので、他の予備校のものとはちゃんと比較していないです。
ただ、後で投稿する記事に記載しますが、私の勉強法では、過去にどのような問題が出されていたのかをシンプルにまとめることがマストになるので、説明文の横に「H31」のように、出されていた年が明記されているのは条件になります。他の予備校もあるのかもしれませんが・・・
あと、4.に記載している建築資格研究会さんの学科講座との互換性は重要です。私は

3.1級建築士受験スーパー記憶術

これはもう皆さんたどり着いたかもしれません。
特に施工・構造のゴロ合わせがたくさん載っているものです。
多少(?)下ネタがあるのでNGな方も多いかも・・・?
ただ、ゴロも活用したものの、その下に載っている、ちょっとした説明文がかなりわかりやすくてそこを重視してみていました。
イラストベースで、テキストだけでは微妙に説明しきっていない「ここはなぜなんだろう?」を、現場目線で説明していたり、テキストではバラバラと説明がなされていて、「あれ、似たような数値一覧があったはずだけどまとめるとどうなるんだ?」というところをうま〜〜く突いてくれていてありがたかったです。

4.建築資格研究会さんの学科講座

これマイナーですよね?(失礼ですね、すみません)
あまり知られていないのが謎なのですが、3万円で過去20年分の問題一覧をみることができます。
しかも、A3の一覧になっていて、印刷して勉強する際にハンドリングが非常にしやすい!!!!
↓これが、建築資格研究会で公開されている、問題の例なのですが、このような感じで、章ごとに一覧化されているんです!
章分けは、2の日建学院のテキストと概ね一緒になっているので、テキストを見る時に迷うことはなかったです。
近年の学科試験は難易度が上がっているのですが、過去10〜20年からの作問が増えている気がします。
そもそも、問題は数をこなす数が多いほど良く、当たるかよくわからない(だいたい外す)新傾向の問題や、予備校の予想問題をやるよりも、実際に過去に出ている問題を解く方が確実なのでは?と私は思っています。
現に、私は過去問を大量にやっていたのが功を奏して合格できました。

5.TAC伊澤先生のブログ

これは無料なのがおかしい気がします。笑
ほぼ全ての受験生が活用しているので、そろそろ有料になる気がします、そして有料化しても全然購入すべきだと思います。

見ていただいたら明確なので細かい説明はしませんが、特に構造と施工について、類似問題をうま〜く活用しながら、かなりわかりやすく説明してくださっています。
私は、問題を解く→あまり理解できない→テキストを確認(だいたい書いてない)→伊澤先生のブログで確認、というフローを辿ることが多かったです。


以上、長文で手が痛くなってきたので本記事はこのあたりで締めたいと思います。
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