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研究で心を壊しかけた私が社会人になって取り戻しつつある話

ご無沙汰しております。田代です。

前回の記事で内定を頂いたことをお話しましたが、8月1日入社ですでに働かせて頂いております。

大学院も穏便に辞めることができ、
特に引き留めることもなく応援してくれた指導教員、専攻長には感謝したいところです。

研究をしている時には、精神科にも通い、カウンセリングを受け、薬も飲んで、なんとかやっていた私ですが、
今は安定して完全に離れて生活できています。

やりたかったこと

就活の時に気づいたことですが、

自分の作ったものが世の中に出て人の目に触れ、それが人に影響を与えるものである

ということが好きみたいです。

学生時代のサークルで舞台に立ったこと、
web制作のアルバイトを通して制作の楽しさを知ったこと…

研究でそれが出来ない、という訳では無いけれど、論文等で形になるまでが長い。

もっと短いスパンで成果を実感していたい。

研究を続けるより、ビジネスをやった方がやりたいことは出来るかもしれない、と思っていたし、今のところ実際そうだと感じます。

生活環境が変わった

研究室での人間関係が上手くいってなかった。

研究室の人達はみんな苦手だった。苦手だと思っていたので会話をすることがほとんどなかった。

それどころか、研究所の学生寮での生活もしんどかった。共同生活はしたくないと思った。

今は実家で暮らしています。家族は理解してくれるし、かなり幸せだと感じます。

働いてみて

いわゆるITベンチャーと呼ばれる会社で働いていて、研修と言える研修もなくOJTで案件を持たせてもらっています。

求めていたスピード感、当たって砕けろの風土、貪欲な意識、責任感、

とにかく刺激が多くて楽しいです。
入って数日の私に任せてもらえること、責任はあってもチームの一員として、と思えることは嬉しいです。

研究をしていた時は、放任ラボで放置され、出来ないのは自己責任って感じで、どんどん1人で抱えてしまったけれど、
その反省も生かして、また、みんなで作り上げようという感じの環境的にも、
自分のやりたいことに近づいているように感じます。

やりたいことってなんだろうって思っていたけれど、明確でないにせよ、こういうことはやりたい、こういうことはやりたくない、って言うことがわかってきました。

必要とされてない、価値がない、と思っていたけれど、会社で働いてみると、そうでも無い。

やりたいこと、なりたいもの、が見えてくるにつれて、生きることが楽しくなってきています。

生きている、という自覚が毎日湧くし、
毎日が楽しいってこういう感覚だった…と思い出せました。

また何か書きたくなったら更新します。

田代 しろ

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