カウンセリングのはなし

月に1回、学生相談で心理カウンセラーの方とお話している。

自分のことを知らない人だからこそ話しやすい。

家族・友達・先生・先輩…

相談できる人はたくさんいるんだろうが、

悩みを知った上で気を使われたりするのがすごく嫌だから

「えへへ、ちょっとつらいんだ〜」

ってしか言わない。

どんだけ苦しんでいるかとか、どんなことが辛いのか、

具体的には話さないし話せない。

だけど

カウンセリングに行くと思ってることを全部ぶちまける。

自分のことを話すことから逃げてきたので、

自分のことを話すと楽しいことでも

ボロボロと涙を流してしまう。

ちょうどせき止められていたダムが決壊するように。


最近はかなり調子が良くて、

カウンセリング終わりにしていいんじゃないか、と少し思っていた。

でも、なんで調子が良くなったのかもわからなくて

話しているうちにだんだん自分の思考が整理されてきて

なんとなくこれじゃないか、っていうのがわかってきた


心の声とうまく付き合えるようになったから。

ネガティブな声に耳を塞ぐんじゃなくて、ちゃんと向き合う。

なんでそう思うのか、一回認める。

とことん付き合うと、なんかそうだよな。って

解決になるわけじゃないけど、「私らしいな」って

心の声を自分と認められるようになってきた。


心理カウンセリングは月に1回だけど、

自分で自分の心にちゃんと向き合うようになった「自己カウンセリング」

かなり効いてるみたい。


田代 しろ


最後まで読んでくださり、ありがとうございました! いただいたサポートは心身の安定のために大切に使わせていただきます。