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上機嫌になる魔法のポーズを見つけてしまった。

「雑太郎」の真似をした。ジャンプはしなかったけど、こぶしを上に突き上げた。ただそれだけなのに、なんか楽しい。よし、これをnoteに書こうって思いました。「雑太郎」というのは、とてもすきな杉江さんのキャラクターのこと。

杉江慎介さんの「雑日記」

シンプルな線と柔らかで絶妙なカラーが魅力的。特に線の少なさ。わたしだったら、指は5本。足の指も5本。しっかり描いちゃう。なのに、それを削る潔さ。

そのイラストに添えられる言葉は、太陽で温められたふかふかの毛布みたい。読み進めるたびにその毛布に頬を埋めるような気持ちになる。何度も読み返したくて、マガジンに追加。さらに引用して記事にしてしまった。




「雑日記1」を読んだ人、これから読む人。その人たちはわたしとおんなじ問いを思い出すはず。これから玉ねぎを剥くたびに。


「今のわたしのこと、わたしは好きか?」


2024年のわたしは、結構好きです。大好きや愛してる!までは恥ずかしくてなんかしっくり来ないけれど。ぎゅっと両手でハグしてあげられるくらいは、しっかり好きだと思っている。

読んでくれたあなたはどうですか?


毎回変わるらしい「雑太郎」の姿。次回はどんな雑太郎だろう。それを楽しみに、わたしは今夜、玉ねぎを剥こうと思う。

それから玉ねぎの辛味が目に染みた時は、拳を天井に突き上げよう。きっと涙は止まらない。だけど、雑太郎ポーズをとろう。どんな玉ねぎも涙を流し鼻を啜りながら、わたしは上機嫌に切り終えられる。…そんな気がしている。