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とっても不穏な兎と亀。2/5

兎は恐怖に震えながらも、必死に山を駆け下りていきます。彼は自分自身の生命の危険と同時に、家族の無事も心配していました。
恐ろしくて、後ろを見ずに更に走るスピードをはやめましたが、いつもより家までの道のりが長く感じます。気の所為なのか、同じ道をずっと走り続けているような気がしました。


次回→8月2日(水)

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