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後から見える己の心

2024/03/03に投稿した記事の一文を、書いた後しばらくしてから気が付いた。

『子供がいたら成人していてもおかしくない年』

このような表現を、なぜしたのだろうか。
ある意味皮肉を込めて、敢えて使ったような雰囲気。

人間、ある程度の年齢になると、結婚しないのかとか、孫の顔を見せてほしいだとか、見せてやれなどど、周囲の人間から言われるものだ。

気にかけてくれるのはわかる。
悪気はないのだろう。
最近では、この手の発言はハラスメントとして扱われる。

それらすべてに対しての皮肉を込めた言い回し、のように感じるが、果たして自分にその意図があったのだろうか?

振り返ってみると…

『(世間様から見れば)いい年をして嫁にも行かず引きこもりニート状態のわたくしが、ひな祭りについて語るのも滑稽な話でしょうが…』

と、いう心情を、変化させた言い回しだ。

我ながら、ちょっと卑屈だ。

少し前に、女性は3人子供を産んで1人前などと宣った人の件がニュースになっていましたから、そのあたりへ向けての皮肉のつもりだったのだろう。


特にご指摘を頂いたのではなく、自分でふと気になったので、筆を取りました。
自分の心の機微に鈍感なもので、あとから認識することが多々あります。


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