自分の不安障害の特徴

仕事でミスをしてしまった。契約書の記入ミスみたいな(正確には違うけど、だいたいこんな感じ)。それがわかってから不安障害のつらい症状がでた。

で、結局は全く大したことなく解決した。社内で他の部署の人のところでまだ止まってたので、契約はまだ始まってなかったし、メール一本で修正できた。

今回のことで、すこし自分の不安障害の特徴が掴めた気がするので、ノートを開いた。

まず、何か不安を引き起こすような状況が生じる。そうすると、その状況が引き起こす最悪の事態だけを想像してしまう。そしてそれが低い自己評価に直接結びついてしまう。

今回の事件であれば、不安を引き起こすような状況とは、契約書のミスが発覚したことだ。その瞬間から頭の中はそれで一杯になってしまい、何もできることがない夜間にもその事を考えずにはいられなかった。

身体的な症状も出た。心拍数が上がったり呼吸が落ち着かなくなったり、眠れなくなったり、他にも色々と支障が出た。これらは生理的な現象だからいったんでてしまったらもうどうしようもないのだけれども。

なんでこんな事になったかというと、ミスが発覚したときに、最悪な事態を考えてしまって、ああもうだめだ怒られるとか、できないやつだと思われるとか、そういった自己否定的な考えばかりを浮かべてしまう。

最悪な事態を考えることは悪いことではない。例えば、契約書をミスって、最悪の場合は契約がフイになるかもしれない。だからといって、クビになるわけではないし(たぶんね)、ましてや命を取られるわけではない。だとすれば、最悪の事態を受け入れるぞ、という覚悟さえ決めることができれば、たいていはたいしたことないと思えるようになる。(これは、かの有名なカーネギーの『人を動かす』に書いてあることだ。

問題なのは、最悪の事態を受け入れるのではなく、自己否定的な考えに結びつけてしまうことだ。自分はだめなやつだ、できないやつだ、他の人からそう思われると考えてしまう(なんでこんなにも人からの評価を気にしているのだろうか)。

なにか上手く行かない状況が生じた時に、すぐに自己否定的な考えや、他者からの低い評価を想像してしまうこと。これが自分の不安障害の特徴というか最大の問題点というかメカニズムだ。

今回の件ではこのことが改めてよくわかった。これをどうするか。


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