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12月第3週の投稿作品の振り返り(追記:モノカキングダムを終えて)

 今週は2作品を投稿しました。それから『釈然としないものがある。』が、たらはセレクションで紹介されました。嬉しかったですねー。

 この作品は2名の方からノリのいいコメントもいただいて、舞い上がってしょうもないジョークを返信でぶっこんでしまいました。楽しいやり取りができてよかったなーと思ってます。「何だこいつ」と思われていないか心配ですが。

『どうなるニッポン』

 愛といえばキューピッド、カニばさみといえば柔道の禁止技。ということでキューピッドに何か危険な技をやらせようと思いました。

 起承転結の構成ができて、時事ニュースも盛り込めて、410字で収められて、何気に自信作です。ぜひお読みいただきたいです。


『踏み台』

 なかなかどんな話にしようか思いつかなくて、世の中にある台をずっと連想していました。「踏み台」が展開しやすそうだなと思ったのと、「台に」と「第2」の掛け合わせを使おうというのが先に頭に浮かんでいたので「第2の踏み台人生」で話を進めていこうと決めました。

 しかしながら、とっくの前に「台に」と「第2」を使っている方がいらっしゃったし、文字数も無理やり削ったので展開が荒くなりました。

 でも今週は毎週ショートショートnoteの2周年でしたし、表お題の方を何とか出したいなと思っていましたので、兎にも角にも話がつくれて良かったです。


モノカキングダム2023の3連単予想

 さてと、12月24日は何といっても18時にモノカキングダム2023の結果発表が控えています。自作についてはこちらをどうぞ。

 本日は有馬記念の開催日ということもあり、3連単で優勝予想をしてみたいと思います。3位予想から順に発表します。

👑第3位

 『変わらないな』です。自分のです。すいません。一応理由はありまして、応募作を人気順と急上昇順でソートしても両方で上位をキープしてたんですよね。いい勝負できているんじゃないかと。

 ただ、今大会は参加者の2票ずつの投票で決まりますし、お題は「あったか」ということで心温まるハートウォーミングな作品が強いのではと予想しています。なので健闘惜しくも第3位です。


👑第2位

 第2位は、三毛田さんの『ドラマ飯』です。まず、自分のスタイルがしっかりとあるってところがカッコいいなと思いましたね。シンプルなドラマレビューからのレシピ紹介。正直、何の変哲もないなと。これ応募作なんだ?と最初は思ってしまっていました。ところが、レシピをよくよく読んでみると「なんだ、これ?」っていう。

 至ってノーマルな部分がフリになっていて、急にぶち込まれたもんだから完全に面食らいました。

 なんといってもブラックペッパーですよね。読んだ人全員が親の顔を思い浮かべて、自分ならこのくらいの量かなと想像したんじゃないでしょうか。この1発は食らっちゃいましたねー。

 しかし、この強敵を鼻差でかわした猛者がいます。


👑第1位

 第1位は、sun&puranさんの『キンコン時計』です。何といっても完成度の高さです。読み終わった後、思わず「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲かよ。」と呟いてしまいました。(※よく分からない方は『銀魂』をご参照ください。)

 「振り子」という縦軸がしっかりとあって、物語の背骨になっています。登場人物の描き方もリアリティがあって「この家族、ほんまにどこかにおるよな。」と思えてしまいます。

 最初のほうで母親に言われたものの大して気にも留めていなかった「つかず離れず」という言葉が、キンコン時計の修理を通して「私」にたしかに刻まれ、心を温かくしてくれる。家族愛にほんわかするお話で、映像化してほしいと思っているくらいです。


◇ まとめ

 といった感じで3連単予想してみました。どうなるか本当に楽しみです。ちなみに僕が投票したのはsun&puranさんの『キンコン時計』とDonaさんの『トム・ハンクスと夫の靴下』です。Donaさんの作品は思わず笑ってしまったんですよね。僕の負けです。投票しました。

 ただ、三毛田さんのブラックペッパーの方がより多くの参加者に深々と刺さったんじゃないかと思いました。そんなわけで3連単予想は上記の通りです。

 僕は1か月ほど前からnoteでショートショートを書き始めまして、主にたらはかにさんとシロクマ文芸部さんの企画に参加しています。このようなコンテストに作品を応募するのはもちろん初めてでしたが、こんなに血沸き肉躍るとは思いませんでした。

 さあ、結果発表まで3時間を切りました。どうなりますかねー。

■ 追記:モノカキングダムを終えて

 優勝は、8票獲得のとく とくこさんの『絶滅じぃじがくれたもの』でした。おめでとうございます。やはり「あったか」というお題に沿った心温まるお話が強かったという印象です。それとエッセイが強かったですね。情景が思い浮かべやすいからでしょうか。それも筆力があってこそだと思いますが。

 そんななか、僕が優勝予想したsun&puranさんの『キンコン時計』が見事に準優勝を果たされました。これは嬉しかったです。本当にいい作品なので評価されるべきだと思っていました。

 三毛田さんの結果はめちゃくちゃ意外でした。あんなに面白いのに。自分が入れなくても他の誰かが票を入れるだろう、というのが重なってしまったのか。という僕自身も入れていないので、勝負のあやは分からんですね。

 僕自身の結果ですが、3票いただきました。票を入れていただいた春永睦月さん、ヤス(ウエダヤスシ)さん、田村昭生さん、本当にありがとうございました。

 僕は、どうしても芯をズラしたくなるひねくれた困った性格でありまして。お題は「あったか」と言われると、どうしてもほのぼのとした話は書けないんです。それでも評価していただいて3票も獲得できたことはすごく自信になりました。

 途中経過で人気順、急上昇順で1位のタイミングがあったことも自信になりましたね。あとはそこから1票を投じる最後の一押しを表現できるようになりたいなと思っています。

 終わってから尚、燃えてきています。これからも色々とチャレンジしたいと思わせてくれる大会でした。ありがとうございました。



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 サムネイルは「ぱくたそ」さんのフリー素材を使わせていただきました。



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