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1月第1週の投稿作品の振り返り

 今週は2作品を投稿して、1作品を公募に出しました。そしてですね、『それぞれの場所【表お題:ルールを知らないオーナメント】』が、たらはセレクションで紹介されました。毎週100作品以上投稿されているので、その中から選ばれるのはとても光栄です。

 これで2回目ですが、こんなんは何回選ばれても困りませんからね。これからも文章力と発想力を鍛えていこうと思います。 


■ 『良いのか悪いのか』

 お題は「夜光おみくじ」でした。まず思ったのは、これは話を構成する要素が絞られてしまうなーということですね。例えば神社、夜、恋愛運、仕事運など。そのなかでオリジナリティをどう出そうか悩みました。

 本作では野宮が幼馴染の諒子に恋をしていて、相談することで距離を縮めて、神社を盛り返すことができたら思いを告げようとしていた。しかし、思いも寄らない形で諒子の結婚を知ってしまう、という流れにしました。

 まあ、よくある展開ですよね。どうにも話に自分の個性が出せない。苦し紛れに光る藁人形と五寸釘セットを出しました。光る呪物を使ったのは諒子への当てつけのつもりです。そして愛憎うずまく神社に変遷したとして決着させました。

 何とか読み手の予想を裏切る展開にしようとした結果、滅茶苦茶な話になりました。でも「ありそうですねー。今の時代、呪いの神社の方が儲かるかも」とコメントしていただけたのは嬉しかったです。「そうかー、呪いの方が儲かりそうかー、世も末やなー。」とも思いましたけど。

【追記】

 ふざけて「恋愛」でハッシュタグをつけといたら、コングラボードをいただきました。コングラボードは2つ目なのですが、2つとも「#恋愛」です。多分、層が薄いんでしょうね。でも貰ったものは貰ったものですから。恋愛ショートショート作家を目指します。

■ 『美しすぎて逆に』

 これは「逆光」をどう使おうかをひたすら考えました。考え抜いた結果、人見知りのクジラを登場させることにしました。逆光に照らされて人間の顔はクジラからはハッキリと見えにくいし、人間からもクジラのシルエットくらいしか見えないかなと。

 僕はオードリーの若林さんが好きで、radikoでオールナイトニッポンも聴いています。そのなかで若林さんが極度の人見知りだったのに、売れて番組MCも任されるようになってから色んな演者や番組スタッフと接するうちに人見知りが治ってしまった、というエピソードが好きでして。

 そこから今回の話の展開を思いつきました。人との距離感って難しいですよね。最初は自分から人を遠ざけていたのに、何とか人見知りを克服すると今度は逆に遠慮されてこちらから歩み寄っても距離を置かれてしまう。ちょうどいい距離感を保てるコミュニケーション強者になりたいものです。

■ 『5年後の5年前』

 こちらのコンテストに作品を投稿しました。応募締め切りが2023年12月31日だったので、年末ギリギリまで推敲していました。モノカキングダムに続いて2回目の大会参加です。

 選定されたノミネート作品(5作品)は番組で台本化され、下野紘さんと巽悠衣子さんの朗読により紹介された後、大賞1作品が決定されます。

 さぁ、どうなりますかね。こういうのは投稿した当初はコンテストハイな状態で自作が選ばれたらどうしようかと余計な心配をしてしまいます。そして、しばらく経つと怖くなってきてどうして投稿してしまったのか、もっといい作品が書けなかったのかと後悔するフェーズに入ります。今ここです。

 初参加なのでよく分かりませんが、結果発表は多分早くても3月に入るくらいだと思うので、一旦記憶から消去したいと思っています。気付いたら結果が発表されていたというのが理想です。宝くじと同じ感じですね。

 一応、応募作のURLを貼りますので、ご興味のある方はぜひ読んでみてください。⇒『5年後の5年前』 https://ncode.syosetu.com/n5904io/


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 サムネイルは「ぱくたそ」さんのフリー素材を使用しました。


 さて、こちらの趣味ページはあくまで本業である農事組合法人茶屋ファームの広報誌を書くための文章力鍛練も兼ねておりますので、ご興味いただいた方は是非『茶屋のお便り』もご覧いただければ幸いです。





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