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花粉症は医原病?生活習慣病?

医原病 

わたしの場合、ある年突然、スギとヒノキの重度の花粉症になりました。
前年まで、春先に花粉を感じたことが全くなかったので、まさに青天の霹靂でした。

発症した年は、1月末から早くも花粉を感じ始めました。
病院でアレグラ(抗ヒスタミン薬)を処方してもらうも効かず、2度くらい強い薬へと変えてもらいました。それでも、鼻水と目の痒みは止まらず、そのうえ、それまでほとんどかからなかった風邪をひいてしまい、どんどん体が衰弱していくのを身をもって感じました。
目薬のパタノール(抗ヒスタミン点眼薬)やフルメトロン(ステロイド点眼薬)もほとんど効果がなく、(いま考えると恐ろしいですが)眼球を取り出して洗いたいと、何度も思わずにはいられませんでした。

以来、花粉症の西洋薬は体の負担になるし、根本的な解決にならないと思い、様々な生活改善を試みました。20年以上になります。
今では、飲み薬や目薬のお世話にならずに、飛散期でも時折、花粉症だったことを忘れるようにまでなりました。油断大敵ですが。

振り返ってみると、わたしが花粉症になったのは、前年に受けた耳の手術から抗生物質の大量投与と、ストレスの影響が少なからずあったのではないかと思っています。

生活習慣病

生活習慣病とは?その範囲は?

生活習慣病とは、食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与し、それらが発症の要因となる疾患の総称です。
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト
生活習慣病の範囲や定義には、はっきりと定められたものはありませんが、健康増進法では「がん及び循環器病」、「健康日本21」では、「がん、心臓病、脳卒中、糖尿病等」と位置づけています。
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

花粉症は生活習慣病と考えてもいいのでしょうか?
生活習慣の改善で治る病気は、生活習慣病とは言えませんかね…

花粉症の原因は人それぞれで、複雑で解明されてないことも多いようです。
食生活などの生活習慣の改善で花粉症を克服する人が増えて、花粉症が生活習慣病だと認められる日がくるといいなぁ、なんて思ってしまいます。
より多くの人が、健やかに春を迎えられたら、お花見を楽しめたらいいのになぁと思います。

花粉症は、西洋薬では根治できません。
対処療法ではなく、花粉に過剰反応しない体をつくる医師・専門家の活躍を願ってやみません。


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