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ある日mont-bellでHelinoxと出会った

初めてのmont-bellショップ

キャンプを始める前、
キャンプいいなあ、やってみようかなあと、漠然と憧れを抱いていたある8月。
友人たちと道の駅を訪れ、そこにたまたまmont-bellがあったのです。
いままでアウトドアには全く縁がなかったため、そういうお店に入ったのも初めてのことでした。

mont-bellは、ちょうどキャンプに興味を持つ頃と重なるように、川遊びや磯遊びに行く機会があり、インストラクター的な方がmont-bell好きだったこともあり、好ましく思っていたブランドです。

入り口にクマがいた。
はじめまして。大きいです。
そしてそのままワクワクしながら店内へと足を踏み入れました。

圧倒的でした。
見た目では全く使い方がわからないバーナー、マトリョーシカみたいなクッカー。マットや寝袋、そしてあとからあれがテントだとわかったやつ。
なんでも袋に入ってるのだなという、トンチキなことを考えていました。
どこをどう見ても、アウトドア要素ゼロの自分が立ち入ることはできないキラキラしたオーラを放っているようでした。

そんな中ふと、チェアのコーナーで立ち止まりました。

これはわかる!
キャンプではこういう椅子を使うんだ。

何も知らない初心者未満のわたしが、明確に欲しいものと出会った瞬間でした。

キャンプ行ってみたいな、という漠然とした思いから、
キャンプ始めるぞ!に切り替わるような思いで、チェアを物色し始めました。

お値段はいささか躊躇うところでした。
でも、このチェアはわたしのこれからのキャンプライフに欠かせないものだという勢いと、この、今の喜びを忘れたくないなという気持ちから、思い切って購入しました。

この時購入したのは蛍光グリーンのチェアワン。
自分のサイトのイメージなんて勿論ないので、当時好きだったみどり色を選びました。

この手の椅子は、家に帰り組み立てに苦戦するまでがセットですね。
慣れれば大丈夫なのですが、まだYouTubeのキャンプ動画なんて、思いもよらない頃だったので、説明書と首っ引きでなんとか組み立てられたときのあの喜びは、えもいわれません。

いまではこのチェアは、実際に使う機会はほとんどないものの、キャンプ始めるんだ、というあのワクワク感そのもののように、大切なギアです。

もしかしたら、キャンプ沼とつなかっていそうな登山沼。
そちらにはまることがあったら、きっとまた活躍してくれることと思います。