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現代の精神保健福祉事情

こんにちは!士載です!

志茂田景樹さんが、Xでこのような
ポストをされていました。

心が折れそうだと思ってもいい。
八方塞がりで打開しようがない。
絶望的な状況に思える。
それでも心は折れないよ。
必要なのは休養で、
言いかえれば、
絶望的状況から逃げることだ。
心はしなっていただけで、
休養と状況の変化で回復する。
折れない自分の心を信用し、
休養を欠かさないでね。

これは、まさにその通りです。

これを、現代の精神保健福祉の
状況と絡めて、深掘りして説明して
みようと思います。

中世の医学では、「狂人」という状態に
陥ると、「治る見込みがない」、
「悪くなっても良くなることはない」と
思われていたと思いますし、
実際、殆どのケースはそうだったと思います。

近現代から現代において、向精神薬が発見されたり、
開発されたりして、、先ず「薬物治療」において、
身体的にみれば、「身体を冷却保存」するような
感じで、メンタルにおいて「脳を冷却保存」するのと
同じような感じに、「精神症状を止める」ということ
が可能になりました。

精神医療も、昭和から平成、令和と変遷を経るにつれて、、
「時間が経過すると、どうも回復する可能性が高い。」、
「カウンセリングやSST等を活用すると、もっと、
効率的に回復する可能性が高い。」っという感じで
精神科医、精神保健福祉士、心理士・師、精神科看護師の
間で周知されるようになって来ました。

しかし、「昭和の時代の精神保健福祉関係者」の間では、
「向精神薬を増やす方向へ行けば、予防の為、
(絶対に)減薬しない方がイイ。」と思っている人も
多かったのではないか、と思います。

しかし、平成、令和と経て、
「時間の経過」や「カウンセリングやSST」の
施術によって、、
「向精神薬の処方を限りなくゼロに出来る」
可能性の高い人が、まぁ、殆どなんじゃないかな、、
という「肌感覚」があります。

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