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あなたは誰になろうとしているのか?

こんにちは!
私がRE:LIFEアドバイザーの蔀(しとみ)晋輔です。

あなたは誰になろうとしているのですか。

多くの人は理想の自分になろうとして、悪戦苦闘して心を病んでしまいます。
理想の自分にはなれないからです。
理想は理想で、頭の中で描いたものですから。
完璧な人がいない様に完璧な自分にはなれないものなのです。
 
若い頃の私もそうでした。
私の理想の自分とは、昨日の記事でアップしました「俺たちの旅」の津村浩介(中村雅俊)でした。
今を精一杯に輝いて生きて、良いことも悪いことも含めて人生を楽しんでいる。
そんな性格や生き方をしようとしていたのです。
 
今の自分が嫌いだったので、憧れとする人になろうとしていたのです。
自分ではない誰かになろうとしていたのですね。
 
その後もそうでした。
私の憧れた人・・・・・ブルース・リーや松山千春、芦原英幸、前田日明など・・・・・
それらの人が合わさった理想の自分になろうとしていたのです。
理想の自分だったらどう考えるだろうか。
理想の自分だったらどんな発言をするだろうか。
理想の自分の様になろう・・・・・と頑張っていたのです。
 
しかし、考え方や発言を真似たところでハリボテの理想の自分です。
本当の自分を隠して嘘の自分として生きている。
「自分を演じている」だけだったのです。
 
人に見られたくない自分を隠し、自分の嫌いな自分を封印して生きていたのです。
そんな生き方をして疲れない訳はありませんよね。
疲弊しては・・・・・
自分はどんな人間なのだろうか。
自分は何になろうとしているのだろうか。
自分は一体誰なのだろうか。
そんな悩みに飲み込まれてしまっていたのです。
 
様々な心理学や人間の成長について学び、30代後半になってからです。
「本当の自分」を追求しだしたのは・・・・・
 
人は生きていく上で様々な鎧を身に着けてしまっています。
社会通念上の常識というものに強制されて、常識的な人間を演じてしまったり・・・・・
私の様に自分ではない誰かになろうとしてしまったり・・・・・
そして気づくのです。
たくさん着込んでしまった鎧を一枚一枚脱ぎ捨てて、「本当の自分」になっていくことの大切さに。
「本当の自分」で生きることが、心が満たされ至福の時を得られるということに。
 
玉ねぎの皮を一枚一枚めくる様に。
自分の中心にある核へと辿り着く。
 
生涯をかけて理想の自分になるのではなく、
生涯をかけて「本当の自分」になること。

 
言い換えれば「ありのままの自分」になることです。
それらは「自覚」と「自己受容」から始まります。
弱い自分も情けない自分も、強い自分も頼もしい自分も、善悪のジャッジをせずに受け容れられる自分になること。
ダメな自分がいてもいい。
ダメな自分を隠さなくてもいい。
人からどう見られてもいい。
大切なのは自分が自分をどう見るかなのです。
 
今後はそれらができる様になるための説明やワークもしていきます。
まずは、今のあなたはどの状態でいるのか。
「自覚」してみて下さい。
もし、自分ではない誰かになろうとしていて幸せを感じられないのであるのなら・・・・・
あなたはこれから、幸せを感じられる様になるということです。
 
今のあなたは誰になろうとしているのでしょうか。

気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
synergy@bcc.bai.ne.jp

RE:LIFEワークショップのご紹介
https://synergy-ark.com/relife/index.html

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