最近見たBLを何本か

「僕らの恋は授業中です」

한현준                                     김태환                                                                         

これを見てからBLドラマにハマり
一か月ぐらい飽きもせずアマプラで何本も見ている。

「僕らの……」は全六話の短いドラマで話も簡潔。トントントンと話が進んで一気に終わるインスタント型の話だった。
結婚・家族みたいな授業の実習を男女のペアで行うのに組み合わせがうまくいかずに先輩後輩で組んでしまって色々あってゴールイン。
ストーリーはトンチキだけど新人のハンヒョンジュンのstraightDD感が良かった。かわいい。年齢と身長の対応もベタベタなカップリングだけど良い。先輩が塩顔なのも良い。この二人のポテンシャルと設定なら12話でも全然見れた。原題は「수업중입니다」でシンプル。原題の方が好き。

メソッド

ドラマだと思って見てたら映画だった。
人気アイドルと熟年役者がBL演劇をする話。どこまでがメソッド演技法でしょうか?みたいな問いかけの恋愛模様かなーと思って見てたら突然の狂気。アイドル役の子の狂気演技が壮絶でぼーっと見てたらびっくりした。

後悔なんてしない 후회하지 않아

これはもうBLではなくゲイ映画。監督も同性愛者。

2006年の映画。最初に追いかける方のキムナムギルは今じゃ超売れっ子でベッドシーンの帝王とまで呼ばれているらしい。もう一人の俳優さんは2015年あたりを最後に消息がつかめなかった。かなしい。
孤児院で育った主人公が企業の御曹司キムナムギルの代行運転をして、キムナムギルが主人公に惹かれて、みたいな始まり。
映画の技法ゎうちくわしくないけん、ワードゎわからんけど、同じ動きをするカットが映画内年月(現実時間でも)を跨いで使われるやつ+主人公の心情的重苦しさがハイライトで心に残った。
主人公が韓国版売り専で働く描写があるんだけど普通に生生しくて、当時の実情が反映されているのかフィクションなのかは定かではないけれど、「同性に体を売る」ことに対する情・行動への解像度が高かったのも印象的。
境遇の圧倒的違いと主人公の愚直な性格と社会の歪みが二人が近づく毎に苦しみを醸成して、息もできないクライマックスに導かれていく。
主人公が車からあれを撒くシーンではもう耐えられなかった。
ふわふわBLのような慰みは存在しない荒涼とした世界で彼らはこの先どう生きていったのか、それだけが気がかり。




Be Loved in House 約・定~I Do(ドラマ)

「後悔なんてしない」の痛みでなんも見れてなかったが、久々に見たのがこれ。台湾BLなので中国語の発音に最初は耳が馴染まなかったが、12話あるので(一晩で見た)めちゃめちゃ馴れた。
宝石のアクセサリー専門店みたいなとこに来た新任の社長と社員の話。

まじで良かった。最高。

僕と役者さん達の演技の相性が良かったのだと思う。
社員役の子が(左)色々全て可愛くて困った。
撮影がコロナ禍真っただ中でめちゃめちゃ大変だったっぽい。
社長役のアーロンライっていう役者さんが実際に交通事故で内臓が破裂するほどの大けがを負ったんだけど、その傷跡が残ってるのもあって、その役も交通事故に遭った設定になってた。二年ぐらい立ってるけど今でも主演二人で色々出たり東京のディズニー来たりしてるみたいでエモォってなった。

We Best Love 永遠の1位/2位の反撃(ドラマ)

これも一晩で見た台湾の作品。

1シーズンと2シーズンで大きく時間が経ってて一気にみたからか作り方が凄く旨く思えた。主演の子が日台ミックスらしく日本語がめちゃめちゃ出てきておもろかった。(千葉雄大に似てた)
もう疲れちゃったからストーリーとかは書かない。



色々見比べるいろいろちがっておもしろいね、描き出す態度とか。
役者も役柄に対して真摯だと思える人と思えない人がいる。演技の良し悪しにまとめてしまえない違和感が香る人もいれば、恋愛の痛みまで浮き出す空気を作れる人もいて、うーんとなった。BLどらま批評とかあるかな、さがそ

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