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お店屋さんの練習は、たのしい?

こんにちは。


私と息子(4歳)とで、
保育園の夏祭りの
お手伝いをすることとなりました。


私は今年度、
保護者会の役員をやっています。



役員会で夏祭りについての
話し合いの際に、

保育園側から
「今年は保護者の方に
 1コーナーお手伝いを
 お願いしたい」

というお話を
いただきました。

(昨年までは感染症の関係で
 数年間、中止していたそう)


その際、私は
せっかくなので、
息子と一緒にやりたいと
思いました。

なので、
「せっかくの保育園内での
 夏祭りですし、
 子どもにとっても
 良い経験になると思うので
 是非、息子と一緒に
 手伝わせてほしい」

というお願いをしたところ、
オッケーをいただきました(^_^)


そういうわけで、
息子と一緒に
そのゲームのコーナーを
お手伝いすることに。


ゲームは
「千本引き」というゲームで、

箱から出ている
複数の紐の中から1本ひいて、
紐のもう片側についているカードを見て、
そのカードのかごの中から
好きな景品を選んでもらう

というもの。


当日は、
役員数名で時間帯別に
持ち回りするということでした。



私は、夏祭り本番に向けて、
あらかじめ
息子と千本引きゲームを
案内する練習をしておこうと
考えました。


その方が本番には
スムーズに行きますし、

何より、息子に
「練習すれば上手になる」
ということを
体感してほしかったからです。


夏祭りが近づいたころに、
私は息子に提案しました。



「かずくん、
 保育園の夏祭りで、
 お母さんと一緒に
 お店屋さんをやってくれる?」

息子
「うん、いいよ!
 やる~。
 れいちゃんは?」


「れいちゃんは、
 お父さんと一緒に、
 後から来てもらおうと
 思ってるんや。

 お母さんとかずくんの
 2人でやるんや。
 いいかな?」

息子
「うん、いいよ!」


そして、
私はゲームの説明をします。

1回やってみせて、
その後、息子にやってもらいます。

息子はお店屋さん、
私はお客さんの役です。


息子
「いらっしゃいませ~
 いらっしゃいませ~」


「とことことこ。(歩いてきた足音)
 こんにちは。」

息子
「こんにちは」

「…」


「これ、どうやってやるんですか?」

息子
「このひものなかから、
 いっぽん、すきなひもを…
 ひきぬいてください」


息子は一生懸命、
私がさっきやったことを
思い出したり、考えたりして、
ちゃんと説明できた!

しかも、自分で
「引き抜く」なんて
ちょっとムズカシイセリフに
していました(笑)



「じゃあ、これにします」
(紐を引く真似をして)

息子
「う~んと、これは…
 ひまわりのカードですね!

 ひまわりのカードでしたので…
 ひまわりのカゴのなかから、
 すきなおもちゃをひとつ、
 えらんでください」


おぉ、これも説明できた!



「じゃあ、これにします」
(おもちゃをとる真似をして)

息子
「はい、わかりました」


「夏祭り、楽しんでくださいね~」
(息子のセリフを補足して)



「かずくん、
 上手にお店屋さんできたやん!
 頑張ったねぇ!
 よく(お母さんが言ったセリフを)
 思い出したね」


息子
「もういっかいする!」


息子はその後も、
楽しそうに何度も
お店屋さんの練習を
していました。


それからというもの、
息子は毎日、

息子
「おみせやさん、やろ♪」

と言って、
自らすすんで
お店屋さんの練習を
していました(笑)

どうやら、
とても楽しいようです(*^_^*)


それに、
何回もやっているうちに、
最初の頃よりも
上手に言えるようになりました😊


やはり、何事も
練習ですねぇ(^_^)


そして、
だんだん息子は
お店屋さんに
アレンジを加えます(笑)


息子
「いま、おみせやさんが
 ごはんたべてるってことね」

「このこ(うさぎのお箸置き)が
 お客さんってことね」

「これが(お箸)ひもってことね」

「いま、おみせやさんが
 きゅうけいちゅうってことね」

などなど…


私がたまーに
お客さんのセリフを
飛ばしてしまうと

息子
「おしょくじちゅう、
 すみませんは?」

(食事中のパターンの時に
 私がこう言っていたので)



演技指導が入ります(笑)


息子も、
例えばカードを見る時に
「うーんと、これはですね…」

と、両手で空想のカードを
持ちながら、
セリフに感情を込めたりして

回数を重ねるごとに
演技に熱が入ります(笑)



こんな調子で
1週間ほど練習しました。


こうして迎えた、
夏祭り前日。


「明日はいよいよ
 夏祭りやね」

息子
「やったあ!
 よっしゃ!」


「いよいよ、お店屋さんの
 本番やねぇ」

息子
「ほんばんってなに?」


「本番」ってなに…?


改めて
そう聞かれると説明が
ムズカシイ…(^_^;)



「本当の出番って
 言う意味やね。
(たぶん…。苦笑)

 今まで、カードの絵とか
 想像しながらやってたやろ?
 それが、本当の物があって、
 実際にやるってことやね。

 今までは、
 何回もできる「練習」やね。
 明日の夏祭りのために
 練習をしてたわけやろ?」

息子
「うん、そっかぁ」


「いっぱい練習したから、
 お店屋さん、
 きっとうまくいくよ~」

息子
「おみせやさん、する~♪」


「もちろん、いいよ」


そうして、
息子はまた
お店屋さんの練習を
していたのでした(*^_^*)


いよいよ明日は
夏祭りの本番です。


息子は、
お店屋さんを無事に
上手にすることが
できるのでしょうか?


息子は、
明日の夏祭りに
わくわくしながら
眠りについたのでした😴

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