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天上のバレエ・地上のダンス(41) じぶんでうごく。行動

毎週木曜日はバレエやダンスの投稿をしています。なんやかんやと41投稿め。ありがとうございます。
ヘタのよこずき。下手の横突き。まちがった、「横好き」
たとえ横からつつかれても趣味はエンドレス。


あこがれのバレエ

ながらくヒップホップダンスのおはなしが続いたので、きょうはバレエのおはなし。

そのむかし貧乏人は習わせてもらえなかったバレエ。
おとな・中高年になってスタートするひとも多い。
女性のあこがれの習い事のひとつ。

どうしてもバレエを習いたい!
自力でやってやる!もう中学生。
人生の貯金・お年玉をかきあつめバレエ教室の門をくぐったのでした。
中学二年生のときです。


と、いっても友だちが通う百貨店の文化教室。
レッスンについていく。見学もそこそこに入会。
「いまから習うのぉ?」
あきれる友だち。そう、いまから!


昭和のころ「バレエは幼少時の習い事」の認識が強かったのです。
みな、小学校・中学校の卒業のタイミングでバレエをやめるのでした。



やりたいので自力で

友だちは中学でバレエを卒業。
3歳から習ってて「中学生以上・上級クラス」のプリマでした。


まだ、おとなクラスなどがなかった時代。
その文化教室は「中学生以上・初級」のクラスがあったのです。
実質、おとなクラス
ラッキーでした。勇気を出して、きたかいがあった。


ほんとうにラッキーでした。
バレエを習っている友だちがいなかったら……
「中学生以上・初級」クラスがなければ……
わたしはいまでもバレエを習えなかったでしょう。
「習いたいけどトシが」と思ってるだけの、お婆ちゃんだ。断言。


ラッキー

バレエ団本部なら高い入会金やら払わないといけない。とてもじゃないが入れなかった。


百貨店の文化教室の、いち講座。
助かった!
昭和50年はじめ。入会金も3000円、月謝も4000円だった。


が、すぐ月謝は4500円に値上がりしてしまった。
こづかい5000円から月謝をはらうのに。
バレエ貧乏だ。せつやく。
やりくりのまねごと。


文化教室の受付で、規定のバレエシューズ・タイツ・レオタード(練習着)を申し込む。じぶんで買いにいくのは、わからなかったので助かった。


あれれ、初期費用をはらうと全財産はスッカラカン。

それでも中学生のわたしでも、なんとかなった。
うちは、中学一年のとき両親が離婚。
祖母に面倒をみてもらっての父子家庭。
芸術に理解もない、バレエのバの字もない家庭環境だったから。


人生なんでも体当たり。
やりたけりゃ自分で動け、なんとかなる!
いま、習わないと。やらないと。


おとなになったら、いまより
からだが、かたくなってしまう。
レッスンについてけない。
つらい。


それでも
じぶんのすきなことしてる
よろこびのほうが、つよかった。


中学二年生から、高校一年生まで。
バレエ歴は二年。まずは、ここで終わった。
じぶんのお金がなくなったので。

あとあと思った。
アルバイトすれば月謝くらいかせげたのに


そこまでの頑張りはなかった
発想もなかったくやしい……
生かそう。
その後のじぶんの人生に。


やりたけりゃ、とにかくやってみる



やらないと。
人生の早いうちに身につけたことは、わすれない


とにかく
じぶんから動く!


それだけ



毎週木曜日は
「バレエ・ダンス」の日


いつも こころに うるおいを
 水分補給も わすれずに


さいごまでお読みくださり、
ありがとうございます。

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