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大阪・1000円以下のパフェ(7)ひらたいパフェ

パフェだからといって、スラリ高身長でなくてもいいのです。コンパクトな「ひらたいパフェ」編をどうぞ。(3221文字)


サイカイさん「コーヒーゼリーパフェ」

まわりの店は閉店も多い、ここはショッピングセンター。創業50年をこえる喫茶店・サイカイさん。
今回は「ひらたいパフェ特集」です。

サイカイさん
SAIKAI
大阪市都島区東野田2-1-38
京阪モール1F
8:00~22:00 無休

●もより駅は……●
京阪電車・Osaka Metro(大阪メトロ)・JR大阪環状線・学研都市線
・京橋駅…徒歩約5分

(京阪電車の高架下にあります)

ポップな雰囲気。モーニングからランチ、スイーツまでメニューが多く迷います。
自家製プリン、美味しそう。
ここは、こらえてこらえて。
コーヒーゼリーパフェを、いただきます。

禁煙です
ビールあり
アメリカンダイナーの雰囲気
コーヒーゼリーパフェ800円

たっぷり生クリームとアイスクリーム。従来のコーヒーゼリーはコーヒーカップぐらいのの大きさです。
これは、フラッペ(かき氷)のグラスでしょうか。


かなりおおきい。容量が多く、たしかにパフェです。アメリカンサイズ。


アイスクリームの迷いなき丸型。美しいです。つやと安定感。
コーンフレークすこしと焼き菓子ひとつ。
夏にピッタリ無駄な装飾なし。お腹ふくれました。

サイカイさんとは、また再会したいですね。このあたり喫茶店の激戦区。毎日熱く冷たい戦いが続いています。


於巢路オスロさん「チョコレートパフェ」

由緒ただしきコーヒー専門店。看板は「55℃超低温抽出の日替わりコーヒー」
最初は、コーヒーめあてで入店しました。

なんて魅力的
ウインナコーヒーの日替わりも
珈琲館 於巢路(オスロ)さん
大阪市天王寺区上本町6-3-31
ハイハイタウン1階
8:30~20:30 分煙

●もより駅は……●
近鉄電車・上本町駅…徒歩約3分(ほぼ直結)

Osaka Metro(大阪メトロ)・谷町線・千日前線が近いです。
・谷町九丁目駅…徒歩約5分

お時間が、かかりますが……」
当然です。ただでさえ真面目なコーヒー専門店でチョコレートパフェを頼む無謀。
店員さんの声もなんのその、キッパリ、待ちます宣言をしました。

チョコレートパフェ800円

うつわは、かき氷の器兼用といったところです。真ん中に、こんもり盛られたフルーツ。オレンジ・キーウィ・生パイン。そして定番のバナナと、金棒ポッキーまで。
ひかえめに砂糖のスプレーがパラリ。

「パフェ」というよりは、「ア・ラ・モード」のひらたい展開。
この形状は、全体の見渡しがよい。
腕も疲れません。食べるのが楽チン。


少し食べて、グラスの中を探る・あらためる・かきだす、という行為も省略できて無駄がないのです。
長いスプーンがグラスにぶつかりカチャカチャといった、音のストレスもなし。

平たいパフェ、普通にうまい!
チョコレートパフェは、まちがいないです。
オスロさんのパフェは生クリームひかえめなところもマル。なにもパフェ専用の器を使わなくてよいのだ。新しい発見。

店名のオスロ・於巢路。ノルウェーの首都かしら?
むかしの珈琲店、漢字三文字の店名が多かったです。当て字で読めなかった記憶あり。
香豆里ゴーズリー」「和蘭陀オランダ」など、懐かしい。

次回は、まじめに55℃超低温抽出コーヒーをいただこう。後ろ髪を引かれました。
ほんとうに、ありがとうございました。



袋布春向園たふしゅんこうえんさん「ミニ抹茶パフェ」

「袋布」と書いて「たふ」
むずかしい。「たいふ」と読んでしまいました。
創業160年の日本茶専門店。お茶の葉っぱを買うついでに。そんなテーブル三席。
老舗のちいさなパフェとは。

袋布春向園さん 本店
(たふしゅんこうえん)
大阪市城東区今福西5-2-5
9:00~18:00

●もより駅は……●
Osaka Metro(大阪メトロ)・今福鶴見線・今里筋線
蒲生四丁目がもうよんちょうめ駅…徒歩約5分

またまた登場の蒲生四丁目かいわいてす(通称:がもよん)

抹茶・ゆず・かき氷などの和のスイーツのイラスト。いやしの緑の吸引力は強く、メニューのイラスト上手ですね。
説明も丁寧です。柚子ミニパフェにも心は動きますが、日本茶専門店の自家製抹茶アイスを食べてみたいのです。

かわいいイラスト
抹茶ミニパフェ880円
お茶つき

木のうつわです。プラスチックではありません。たしかにミニパフェです。大きめ湯呑みの大きさです。これはメニューのイラストがないと内容がわかりませんね。

あんこが豆の粒

やはり抹茶が濃い。画像ではわかりませんが、中にバニラアイスも入っています。
玄米茶も香ばしくて、ほっこり。

あっという間に完食。ちいさな和のパフェ。上質な抹茶アイス。こんな贅沢もたまにはいいですね。


◆ちかくに袋布春向園たふしゅんこうえんさんのジェラートのお店もオープンしました。

タフ ジェラートファクトリー


抹茶アイスがおいしかったので、移動しました。こちらは布袋春向園たふしゅんこうえんさんの工場のようです。テイクアウトのジェラートファクトリー。

城東区関目1-14-18
(関目工場)

胡椒をトッピング。暑いから、すぐ溶けてきました。味わうのは、もうすこし涼しくなってからですね。



選外・アカイトリさん「レモンのパフェ」

かつての名店・AKAITORI (アカイトリ)さん。心斎橋のココア専門店で、大阪のオールドファンにはおなじみのお店でした。


わたしは一回だけ行ったことがあります。
その後、惜しまれての閉店と、お引っ越しリニューアルオープン。
テレビにも出ました。全国区のココア専門店です。

アカイトリさん
(COCOA SHOP  AKAI TORI )
大阪市中央区谷町6-4-8
新空堀ビル1F
平日13:30~18:30

●もより駅は……●
Osaka Metro(大阪メトロ)・谷町線・谷町6丁目駅…徒歩約5分

もとは大坂城の外堀で、埋め立てられての空堀商店街からほりしょうてんがい
空襲の被害を逃れて、令和のいまも、むかしのまち。


かなり古そうな雑居ビル。建物の真ん中に共用階段があります。
このビルの中に、アカイトリさん。
いまはこじんまりと、カウンター席だけのお店になっています。
外には看板しかなくて、お店がわかりにくいのも、またおもしろい。

以前にネットでアカイトリさんを探すと、935円の「レモンのパフェ」を発見。これは行かねばなりません!

よくみれば2022年の画像でした
2023年の看板
1100円に

ビルの前で気がつきました。むかしの画像を見て1000円以下と思いこんでいました。確認不足の失敗。
この時、5月の初夏。反省として記し、選外としてパフェをいただきました。

レモンのパフェ1100円
メレンゲ

もこもこ雲のような純白。かたい雲をつまんでみました。卵白のしろさ。パフェにメレンゲとは。

ずんぐりとしてるけど、うすいガラス。
ふんわりレモンが香ります。

香水をつけるときは足首に。アルコールの揮発で下から上に香りが、ほんのりたちのぼる。そんな、ひそやかなオシャレがある。


足元の細かいレモンピールも香水のようにいい仕事。
食べ続けても、ずっと下からレモンが香ります。

この看板を見落とすな

まわりは常連さんがぐるりと囲む。それぞれのココアを楽しむ都会の隠れ家。

春の限定品
現在は終了しています

夏の雲のような。さわやかなレモン。
ボツ原稿のパフェから、ピックアップいたしました。



パフェまとめ

◆急なメニューの変更・中止などがあります。
◆価格変更はご容赦ください。
◆営業時間・定休日・夏休みなど、必ず事前に確認しましょう。
◆個人の感想です。


◆『大阪・1000円以下のパフェ』1~6は、
マガジンにまとめてます。


皆さま、
ぽんぽんを冷やさないように。


毎週日曜日は
「自由テーマ」の日

いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに


さいごまでお読みくださり、
ありがとうございます。

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