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【読書感想】伝え方が9割


店舗コンサルタントを目指すと決めて、
私には今何が必要なのか?ということ考えました。

そんなもの上げ出したらキリがない。
というのは当たり前なのですが、
講座を受ける前に手に取った本がこちらでした。



どれだけ素晴らしい知識があっても
どれだけ素晴らしい案をもっていても
相手に伝わらなければなんの意味もない。

ということは、
無いも同然だとおもうのです。

これから学び経験していくことを
最大限活かすのに、
"伝える"というコミュニケーション能力は
必須だと、考えました。

たとえば、好きな人がいるとします。
でもその人は、あなたのことに少しも興味がないとき、
何と言ってデートに誘いますか?

「デートしてください」

こう言ってみました。あなたのピュアな気持ちそのままですね。
これだと断られる確率が高いですよね。
ですが、コトバ次第で結果を変えることかができます。

「驚くほど旨いパスタの店が
あるのだけど、行かない?」

こう言ってみました。相手は行っていいかも、と思う確率がぐんと上がるコトバです。
どちらにしても、実は「デートしませんか?」という同じ内容なのです。
同じ内容なのに、伝え方で結果が変わってしまう。
これは驚くべきことと思うかもしれません。
ですが、あなたは今までの人生で、「伝え方で変わるのでは?」と、
うすうす気づいているのではないでしょうか。

 『伝え方が9割』まえがきより


私は元々すごく人見知りでコミュ障。
伝えたいことが伝わらないどころか
思いを言葉にすることが苦手だった幼少期。

そして、反動からなのか、
自分の正論をならべて
相手をねじ伏せようとすることを
伝えることだと本気で思っていた時期がありました。


お察しの通り、
伝えることが下手くそです。


「伝わらない」をたくさん経験して
気付いたことが2つあります。
①思いは言葉にしないと無かったことになる
②人は理論じゃ納得しない


自分が伝えたいように伝える
ということは、
自分自身に伝わるように伝えているだけ。


ここでいう、伝えたいは、目の前にいる相手。

店舗コンサルタントになった自分が
伝えたい相手は、目の前にいるクライアント。



相手に伝わるように伝える
ということは、
相手の頭の中を想像すること。

どのように伝えることで
"目の前にいる"相手に伝わるだろう?
と、考えて伝えること。


その考え方、フレームワークや
伝わる言葉の法則等、わかりやすく書かれていて
今から実践できる内容もあります。



"伝え方は技術であり、鍛えられるもの"

コミュニケーション(伝え方)は、
センスではなく知識で
才能ではなく経験値である
と、希望をも見出してくれます。


結局は、コミュニケーション能力。
結局は、どれだけ相手に物事を伝えられるか。


人と関わる以上、
切っても切り離せないスキルだと思っているので

円滑にお仕事を進めたい
お互いに嫌な思いをすることなく伝えたい
もっと上手に伝えられたら・・・
どうしてわかってくれないんだろう

上記の内、ひとつでも思ったことがあれば
ぜひ一度読んでいただきたいなと思う本です。

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