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ついに

一昨日、コロナ陽性と判定された。あんなに流行していたときには大丈夫だったのに、今になって……。

5類になる直前で、まだよかった。しかしGW後半はおかげで丸つぶれ。こうでもしないと、ちゃんと休まなかったかもしれないと思うと、家族に迷惑をかけたのは申し訳なかったけれど、このタイミングでかかったのはむしろよかったかもしれない。

GWだったので急患センターや当番のクリニックで診てもらって処方された薬を飲み、かなり症状はよくなっていたのだけど、咳がとまらなかったので念のため、耳鼻科で抗原検査をしたところ、バッチリの陽性だった。発症して4日目の判明だった。自分で事前に2回やってどちらも陰性だったのに。やり方がやっぱり甘かったのかな。

本当に辛かったのは発症して3日間ほど。痰と格闘し、喉の痛みがひどく、何も飲めず、食べることもできなかったし、眠ることもできなかった。寝ても覚めても「痛い」「辛い」という言葉に支配されるというか、それしか考えられなかったし、死ぬかもと本気で思った。首がぐーっとゆっくりしまっていくような息苦しさで、ずっと溺れそうな感覚というか。喉の痛みも耐えがたいものがあった。痛いときと熱が上がったときに飲むようにと渡されたカロナールには、本当に救われた。

大学以来ずっと一人暮らしだったが、コロナ禍に入り、ふたたび地元で家族と暮らしている。今回、心底家族と暮らしていてよかったと思った。昨年、部屋をリフォームしたのもよかった。おかげでなんの不自由もなく、隔離生活といってもほぼ日常と変わらず過ごすことができた。

体の調子が悪いとお酒もさすがに飲みたくなくなって、ノンアル生活も6日目に入った。こんなこと、いつぶりだろう。休肝日がほぼなくなっていたのだけど、これを機にお酒の飲み方がもう少しスマートになるといいんだけどな。味覚・嗅覚障害がなかったのもよかった。

しかし、あたりまえだけれど、もうこんな経験はしたくない。昔からGWや長期の休みになると普段の緊張や疲れが一気にほどけて寝込みがちだった。今年は前半に遊ぶ予定をすごく前から立てて楽しみにしていたので、本当に、隙があったんだと思う。寒いのか暑いのかわからない時期は、本当に用心しないといけない。

寝ているときにまだ咳がとまらなくなることがあるし、まだ喉の腫れをなんとなく感じるけれど、声も普通に出る。熱は最初の3日間で治まっている。

今日からバリッと仕事なのだけど、なんとなくベッドから離れがたく(というか、デスクに座るのがなんかいやだ……)、ベッドに座って仕事をしている。今日からまた、少しずつこなしていくだけだ。
GWの半分はおじゃんになったけど、とにかく、仕事で迷惑をかけずにすんでよかった……。

あとは、家族が発症しないことを祈るのみ。

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