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緑の三角形込めた想い

ファクハク 静岡工場博覧会の緑の三角形。これ何に見えますか?
静岡といえばやっぱりお茶!三角形が連なるとお茶畑みたい!いや、工場博覧会だから工場のシルエット!などなど…
人によって見え方は様々だと思いますが、このロゴになるまでの紆余曲折だったり、込められた想いだったり、少しでも背景を知ってもらえると、愛着とか興味とか持てるのではないかと思い、少しお伝えしたいと思います!

まず最初に目指したのは、「ああ、あの緑の三角のやつね」

今回のファクハクのロゴ、結構シンプルなつくりです。これにはひとつ大きな理由があります。
それは、とても単純な認知を作りたかったから。複雑なグラフィックは、ぱっと見では手が込んでて見栄え良く見えることもあります。ただ、複雑なぶん、なかなか理解が難しかったり共通の認識をつくることが難しい事も多いです。
なので今回はシンプルな認知で、わかりやすい共通認識を作る事を目指しました。
ちなみに、今回のファクハクのベンチマークにしている、燕三条の工場の祭典。こちらのキービジュアルはビビットなピンクのストライプ。このビジュアルにも様々な想いや意味が込められていますが、何よりわかりやすいですよね。そしてわかりやすいから、様々なところで使われやすく、世界観や認知を作りやすい。すごく良い循環ですよね。
この良い循環をファクハクでも作りたく、かつ、予算をかけなくてもそれぞれで準備できそうで世界観を統一していける緑の三角形を今回は採用してみました。
この記事を読んだ皆さんも、「緑の三角形のやつ」と覚えてくださいね!

三角形には、工場の見え方を変えたい想いが込められてる!

ロゴの三角形、今はあまり見なくなりましたが、昔からある工場のシルエットからきている形です!
この特徴的なシルエットの意味、皆さん知ってましたか?
ロゴを作成するにあたって、色々調べる過程で知りましたが、採光を取り入れる意味であの形になっていたようです!
へー!って感じですよね!意外と単純な意味だったという感想は持ちつつ、個人的にとてもビビッ!っときてました!
なぜなら、今回のファクハクはただ単に工場を街に開いて知ってもらうだけでなく、改めて工場で働く人たちの技術だったり、気持ちだったりにフォーカスしたいと思っていたから。
語弊があるかもしれませんが、工場労働というのはよくブルーカラーと言われて、ホワイトカラーと呼ばれるいわゆるスーツを着た仕事の人たちと区別されがちです。
ただ、これかなりの認識違いあると個人的に思います!
熟練の技術も、精度の高い商品も、これら全て職人の人たちがめちゃくちゃ考えて、試行錯誤して生まれてきてます!
もうね、かなり考えながら、作られてる物だらけです!
ただ、その凄さ、価値を周りの人たちが理解していないことが多かったりします。なんなら、職人さんたち自身が、大したことではないと思ってたりすることも多いそうです。
その勿体無い状況を少しでも変えたい。工場で働くことにの意味、持っている価値に改めてフォーカスして認識を変えたい。
フォーカスして、今まで見えてこなかった部分に迫り、光を当てることで変えていく事ができるのではないか。そう思いつき、工場の窓から差し込む光と、ファクハクで工場に当てる光が繋がりました。

可能性を広げて繋げる三角形

先ほどの説明で、三角形が工場のシルエットと、差し込む光を表現していると語りましたが、実はもう一つ意味があります。それが「可能性」です!
この可能性も大きく2つ意味があります。
1つ目が「広げる」です。これは結構単純な話で、三角形の二辺の広がり、光がどこまでも広がっていくイメージを指しています。
2つ目が「繋がり」です。今回のファクハクは、静岡県内の様々な工場が参加しています。しかも工場の種類を問わず、様々なモノづくりをしてる工場です。運営メンバーだけでも、板金、飼料、印刷とかなりバラエティです。でも、このファクハクを通じで繋がり、今大きな力になろうとしています。この繋がりがとても素敵な事だなと思い、この繋がりをより広げて、大きな力にしていきたいと願いを込めてみました。その繋がりには、工場の種類も規模も関係なく、モノづくりに情熱を向けている工場同士が繋がる事。それがファクハクの目指すべき姿だと思っています!

繋がって大きくなるファクハク

今回のファクハクのロゴ、早くも様々な展開が水面下で動き出しています。
プロジェクトのリリースまで内容は秘密ですが、イベントのシンボルとして、とても良い流れが生まれていきそうです。
このプロジェクトも楽しみですが、1番楽しみなのは、この三角形がイベント当日に、工場でどのような使われ方をしていくのか。
もしかしたら、会場の案内役として、矢印のように使われるかもしれないし、工場それぞれが自分たちの得意な方法で三角形を作るかもしれない。考えるだけで今から楽しみです。
この三角形が広がって、静岡のファクハクを盛り上げたいですね!

次回はロゴのビビットな緑についても語りたいと思いますので、また読んでいただけると嬉しいです!

今回の記事は、小林が担当しました!次回はナガハシ印刷の長橋さんです!


協力者・賛同者を募集しています

賛同メンバーで、各社を見学していたときの一コマ(@山崎製作所)

 この取り組みに共感いただける企業様、ぜひ一緒に取り組みませんか?以下の理念とクレドに共感いただける方であれば、大歓迎です。

理念 
工場を地域にひらき、人とまちと工場の新たな物語をつくる

クレド(私たちの行動指針・信条)
① ものづくりへの情熱をもっている
② 社員とその家族の幸せを大事にしている
③ 地域の人々に工場をひらき、ものづくりの魅力を伝えたい
④ 静岡やものづくり産業全体の発展を目指す

本プロジェクトの理念とクレド

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